第2章:埋もれし過去の産物
第32話「集合」
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を挙げる。
....結構いるな...。
「...優輝は戦っていたのを見ていたから分かるが....他の皆は一体どんな手段だ?」
「私は防御魔法とか関係なしに内部を攻撃できるよ。」
...そういえば、緋雪の“破壊の瞳”はそんな事もできたな。
「私はパパに教えて貰いました。防御魔法に適した破り方を!」
「同じく私もです。防御を徹す攻撃も少々。」
ヴィヴィオとアインハルトは未来の僕からそういった術を教えて貰ってたようだ。
....だがアインハルト。防御を徹す攻撃はあまり効果ないんだよな...。
「私達はほぼ自爆攻撃ですが、威力には自信があります。」
「...悪いが、そういうのは却下だ。できれば犠牲を出したくないのでな。」
自爆攻撃は例え自身が戦闘不能にならなくても相当危険な技だ。
クロノの言うとおり、却下しておくべきだな。
「....シールドブレイクと併用した強力な斬撃で破れるはずだ。」
「...なるほど。他にいないか?」
織崎の案を聞いた後、もう一度クロノは聞き直す。
...が、さすがにいないようだ。
「...倒すのは厳しいな。トリプルブレイカ―でも少々のダメージしか与えられなく、しかも全力でないと来た。どうすれば....。」
「その事ですが執務官。我々に秘密兵器があります。」
「秘密兵器!?ボク聞いてないよ!?なんなのなんなの!?」
シュテルの言葉にレヴィが反応する。
...って、仲間同士なのに聞かされてなかったのかよ。
「我らマテリアルは彼奴を盟主と定めたのだぞ?暴走する事も承知しておる。....なら、それを弱体化させるワクチンプログラムぐらい作っておるわ。」
「ワクチンプログラム...どういった物なんだ?」
ディアーチェの言うプログラムについてクロノが聞く。
「ディアーチェの言った通り、弱体化させるためのプログラムです。かつて暴走の一端を見た時から少しずつプログラムを組んでおきました。...これがその専用カートリッジです。」
「カートリッジか...システムを組んでいる人にしか渡せないな...。」
シュテルがそう言って机に置いたカートリッジを見てクロノが唸る。
「そのカートリッジはいくつあるんだ?」
「3ダースほどは作り置きしてあります。...ただ、重複させる事はできないので効くのは一回だけです。」
「36個...とりあえず、カートリッジシステムを持っている者は一つずつは持っておいてくれ。」
いや、勝手に借りる発言してるけど、いいのか...?
「どうぞ。使う人数は多い方が確実なので。」
「(あ、いいんだ。)」
ディアーチェの
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