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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL10 学校での出来事
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。ただ人数だけいるゴロツキだ。だからこそ、こうやってただ単純に数で押してくる。
「今!!」
相手は俺が引いてるのを良い事に何も考えず向かって来た。その内、自分達が一直線で向かって来ている事にも気付かずに。
「はあああ!!」
だからこそ、先頭の不良を吹っ飛ばせば自然と全体の動きも止まる。
「うごっ!?」
俺は勢いと共に跳び蹴りを戦闘の不良に放った。当然向かって来た男は避ける事も止まる事も出来ず、力と力がぶつかり、そのまま後ろへと吹っ飛んだ。
「ちょ!?お前!!」
それと同時にドミノ倒しの様に後ろにいた不良達も体勢を崩していく。
「今の内に!!」
後は再び向かって来るまでできるだけ数を減らす事。なるようになるしかない。
しかし俺の想像よりも横に広がっていた不良達が俺へと向かってくる。
「おらっ!!」
拳を一突き。それを再び掴み、近づいてきた男に投げつける。
「次!!」
「あぐっ!?」
間髪入れず、横から来た拳を払い、腹部に掌底を叩きこむ。
「舐めるな!!」
「くっ!?」
流石に後ろには目が付いておらず、掌底を叩きこんだ隙を狙われ、脇をしっかりと固める様に拘束されてしまった。
「今だてめえら!!」
チャンスだと言わんばかりに武器を持っていた奴等が俺に向かってくる。
「させる………か!!」
拘束している男に後頭部で頭突きし、相手の力を緩め、そのまま反転した。
「ちょ!?」
「おい!?」
既に武器を振り下ろそうとしていた不良達の手は止まる事は無く、盾と言った形で俺の代わりに拘束していた男が攻撃を受けた。
「うぐっ!?て、てめえ………」
「サンキュー、助かったよ!!」
相手が動揺している時を狙い、盾にした男を投げつける。
「ちっ、ヤバいな………」
先ほど体勢を崩した不良達が立ち直ってきている。まだ数も減らせてないので一気に押し寄せてくるだろう。
「だがやるしか………」
「流石に苦戦しているみたいんだな」
「えっ!?」
そんな声が聞こえ、後ろから誰かが駆けていく。
「何だテメエ!!」
不良の1人が木刀を振り下ろすが、それよりも早く、駆けて行った男の竹刀が男の鳩尾を突き、沈黙させた。
「そっちの男のクラスメイトだ。流石にこの人数じゃハンデが大きすぎるしな」
「ハンデだと!?」
「ふざけた事ぬかすんじゃねえぞ!!」
「はてさて、それが本当かどうかは実際に確かめてみな」
「いい度胸だ!!皆行くぞ!!」
先頭にいた不良の掛け声と共に残りの大群が再び襲い掛かってきた
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