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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL10 学校での出来事
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ながら黒崎を見る。
助けを求めようとするが誰も手を差し伸べようとはしない。

「岸間、答えろよ………」

俺以上に何故か怒っている黒崎を横目に校庭を見てみる。

「おいおい………」

騒ぐ不良達の方へ向かっていく1人の女子生徒に気が付いて俺は慌てて教室から出たのだった………









「あなた達は何を考えているんですか!!」

校庭を陣取り騒ぐ不良に臆せず向かっていったアミタ。

「おっ、そそるねぇ〜スタイルもいいし美人だし、俺もこの学校に入学したかったわ〜」

1時間目が体育だったアミタは校庭の異変に気がつき、真っ先に向かったのだ。

「なあなあ、学校なんて良いから俺達と遊ばね?」
「忘れられない体験をさせてあげるぜ」

不良達の視線に嫌悪感を感じ、後ずさりそうになるが、負けじ逃げなかった。

「今すぐここから出て行ってください!!」
「そういうわけにはいかねえんだよ。俺の女に手を出した奴がいるんだ。それ相応の見返りをしてもらわなきゃな………尤も」

そう言ってアミタに近づくリーダーの男。

「お前が俺の女になるって言うんだったら今すぐ引いてもいいぜ」
「ッ!!」

そう言った不良の頬をアミタは思いっきりビンタした。

「最低………!!」
「………くく、良いじゃねえか。気の強い女は好きだぜ。反抗的で屈服させた時の表情は最高でよ………中坊卒業したばっかのガキに股開くビッチよりも全然良いな。………決めた!!お前を連れ帰って楽しむとしよう」

そう言ってアミタの腕を掴んだ。

「ちょ!?止めて!!」

アミタは懸命に抗うが、男の力に叶わず、されるがままだった。

「だ、誰か!!」

助けを求めても校庭にいる同じクラスメイトは誰も動かない。

「諦めな。こんな良い子ちゃんばっかの学校に俺達に楯突こうなんて奴は誰もヘブッ!?」

話し途中で男の顔にスニーカーが直撃した。

「アミタ、来い!!」

聞き覚えのある声につられ、アミタは駆け出す。
その先には見覚えのある男子生徒がいた。

「零治君!!!」
「全く焦ったぞ本当に………」

決死の如く走ってくるアミタの両肩を受け止める。肩で息をしながらも震えているのに気が付いた。

「怖いならでしゃばるなよな………」
「わ、私は生徒会副会長ですし、見てるだけなんて出来ませんでしたから………」

………これもアミタの良いところなのだろうが、見てる方は本当にヒヤヒヤした。

「まあ間に合って良かったよ。………まあ実際は間に合いそうになかったから上履きで出てきちゃったんだけど………」

靴を履き替えようとした時に
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