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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL10 学校での出来事
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めえ!!」
「何ってお前自分で言ったろ?それ位自分で消せって。人に言うくらいだからお前は簡単に消せるんだろ?だったら机交換したほうが早いだろ。俺は自信無いしね」
「ふざけんな!!俺の机だ!!」
「何言ってるんだ?学校の備品だろ?お前が自分で買った机なのか?」
「そ、それは………」
そう言って言い淀む岸間。
「くくく………!!」
「何がおかしい黒崎!!」
そんな岸間の様子に黒崎が含み笑いをしていたようで岸間にはそれが聞こえたようだ。
「いや、余りにも滑稽だったんでな。………岸間、相手が悪い止めとけ。何が気に入らないのか分からないが、このまま嫌がらせをし続けても墓穴掘るだけだぞ?」
「うるせえ!!俺は別に悪くねえだろ!!こいつが不良のくせにのうのうと学校に来てんのがいけねえんだよ!!こっちだって迷惑だろ!!いつ何のトラブルに巻き込まれるか分かったもんじゃねえし!!むしろ良いことだろうが!!」
もう既に嫌がらせも肯定し、更に動機も浅い。
「はぁ………有栖、お前も面倒なバカに目を付けられたな………」
「まあ一度や二度じゃないから別に構わないけど、まさか高校生にもなってこんなくだらない事する奴がいるとは思わなかったよ」
「この野郎………!!」
黒崎の煽りに乗っかって煽り返したら、顔を真っ赤にして怒っている、今にも殴り掛かろうとして来そうな勢いだ。
「舐めんじゃねえ!!!」
「おい、さっきから煩いぞ一体何を……ふべっ!?」
「「あっ………」」
ありのまま起こった事を説明しよう。
怒りに身を任せて殴りかかってきた岸間と俺の間に文句を言いながら間に入ってきたのだ。当然、岸間の勢いは止まらず、俺を守るように関係ない神崎が殴られた。
「神崎!?」
そのまま近くの机を巻き込み倒れる神崎を慌てて確認する。
殴られた頬は腫れているが、幸いにも歯が折れたり血が出たりはして無かった。しかし倒れた時に頭を打ったのか気絶しており、すぐには起きそうにない。
「お前………!!」
「おっ、俺は悪くない!!俺は間違っちゃいない!!」
黒崎が睨むなか、半狂乱の様な状態で岸間が叫ぶ。
クラスの女子の悲鳴響き、クラス内が騒然とした。時期に騒ぎを聞きつけ、先生もやってくるだろう。
(迷惑を掛けないって決めたんだけどな………)
最早岸間も止まる様子は無い。もう少し冷静だと思って煽ったのが失敗だった。
しかしそんな中更に厄介な事態が巻き起こった。
「………何の音?」
窓側にいたクラスメイトが外の異変に気がついた。
改造バイクが出す様な大きな音が幾つも聞こえ、それは校門の前から聞こえていた。
「あっ、あれ!!」
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