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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL10 学校での出来事
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で良い。やがて俺の姿を見て時間が解決してくれるだろう。
(まあそれまでの辛抱だろう………)
そう思っていたが、少し違っていた………
「ちっ、いるのかよ………」
教室に入って早々、俺の顔を見て舌打ちしつつ中へ入ってくる男子生徒。
昨日神崎の前に自己紹介した岸間だ。
「だからクラスの雰囲気が悪いのか〜」
と煽るように言ってくる。そう言っている本人が更に悪くしているのに気が付いているのかわざとなのか。恐らく後者だろうが反論するだけ無駄なので無視する。
「あっ〜同じ空気にいるだけでもありえねえ………」
恐らくこれに反応して『何で反応してるの?別にお前の事言ってねえよ』とか言いたいのだろう。相手よりも優位に立つ快感を得たい、ましてや相手が不良なら更に気分が良いのだろう。
………尤も経験が無いので想像ではあるが。
「………ちっ」
暫くすると無反応の俺に飽きたのか教室から出て行った。
「はぁ………面倒な奴に知られたな………まあああやって行動に移す分、対応しやすいけど」
それから数日が経ち、岸間の嫌がらせはエスカレートしていった。
「はぁ………」
最初は嫌味だけだったが、最近は物にいたずらをし始めた。
『不良は学校を辞めろ!!』
と机にマジックでデカデカと書かれている。
昨日は机の下の方にちょこっとだったが、今日は大胆に行動に出たようだ。
「うわぁ………」
「ひでぇ………」
流石にやり過ぎたのか、一部のクラスメイトからそんな声が聞こえるが手を差し伸べるような奴はいない。自分の方に飛び火するのが怖いからだ。
「流石にこれは消せないか………」
そう呟きながら犯人を見る。当の本人は満足そうに俺の様子を見ていた。
「仕方が無い」
そう呟いて俺は教壇の前に立つ。
「皆聞いてくれ。見ての通り、誰かが俺の机にいたずら書きをした。取り敢えずこんな机使え無いんで先生に報告する。多分いじめだと思われるから色々と面倒を掛けると思う。まあ了承の事よろしく」
と伝えた。
「ふざけんな、なんでそんな無駄な時間を取らせるんだよ!!無駄だと思うなら我慢しろよ!!それにそれ位自分で消せるだろ?なっ?」
と、岸間が吠える。
「ほう………じゃあ………」
そう呟きながら俺は自分の机を運ぶ。
俺が言われた通りにすると思って岸間はニヤリと笑みをこぼしたが、自分の机の前に止まったことに気が付いて不思議そうに俺を見た。
「よっと」
俺は岸間の机を持ち上げ中身を全部外へ出した。
「はああああああああああ!?何やってんだよて
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