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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL10 学校での出来事
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「ん………?」
2人を制して教室に戻ると何やらクラスの皆の俺を見る目が冷たい。いや、避けられている様に感じる。
「何だ………?」
その疑問を確認する前に休み時間を終えるチャイムが聞こえてた。
「………まあいいや」
俺はあまり気にせず、次の授業に集中した………
「う〜ん………」
午前中で学校が終わり、皆帰路に着く中、俺は1人で自分の椅子に座って唸っていた。
「やっぱりおかしいよな………?」
俺が何かで立ち上がれば皆がビクっと驚くような反応をするし、話しかけると「は、はい!?何ですか!?」とビビりながら話してきたり、終いには無視してさっさと立ち去ってしまう者もいる。
「俺、何かしたか……?いや、もしかしたら………」
1つ心当たりがあった。一応危惧していたが、少なからず可能性はある事だ。
「俺の事を知っている奴が居たんだな………」
高校生活が始まって早々、前途多難の予感がした………
さて、何時までも教室に居る訳にはいかないので、帰ろうと靴を履き替え、校舎から出た時だった。
「あっ!レイ〜!!」
俺を待っていたのかディア、シュテル、レヴィ、そして見知らぬ女の子が居た。
「待ってたのか?」
「うん。折角だし様子を見て行こうって」
「レイは危なっかしいので」
「うむ」
「お前らは俺の保護者か」
苦笑いしながらそう言ったが、内心ではホッとしていた。
いくら可能性があると考えていたとは言え、ああ言った態度を取られるとやはり辛いものはある。
しかし昔の俺を知っていても接し方を変えない相手が居てくれるのはとても安心できる。
「それに既に問題を起こしたようだしな」
「問題………?」
ディアにそう言われ今日をふと思い返してみる。
問題があったとすればアミタとキリエが来て少し騒ぎになったくらいだ。
「この顔に見覚えは無いか?」
そう言ってディアは俯いていたもう1人の女の子を俺の前に押し出した。
「ちょ!?王様!!」
「お礼を言いたいのだろう?ならばちゃんと前に出て言わねば」
ディアにそう言われるとその女の子は諦めた様で、恥ずかしそうに俺を見つめた。
「ん?確か君は朝………」
「は、はい!!今朝は助けて頂いてありがとうございました!!」
そう言って深々と頭を下げた。
「いいよいいよお礼なんて。災難だったね、早く学校に向かってたみたいだけど部活?」
「あっ、いえ……私生徒会に所属していてその仕事で早めに向かってたんです」
「なるほど」
確か
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