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昔妄想したものの書けず仕舞いに終わった幻のIS小説のプロット。
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人勢力(のほほん、セシリア、ラウラ)とシャル勢力(一夏、箒、鈴)は真正面から……半ば無理やり引っ張られる形で激突。最終的に真人&ラウラと一夏&シャルの正式試合での激突に発展。売り言葉に買い言葉で、ラウラも潜在的に一夏に持っていた嫌悪感を一方的にぶつけ初めて試合は泥沼と化した。
 乱闘の末にラウラ、一夏はダウン。最終的に残ったのは武装が全て壊れたミソラスとリヴァイブのみ。二人は互いの不満や本音をこれでもかというぐらいぶちまけながら殴り合いを開始。僅かな僅差で真人のミソラスがパワーダウンするも、二人は完全にお構いなしでISを脱ぎ捨てて更に殴り合う。
 「何が社長の妾の子だ!悲劇のヒロインぶりやがって!!」「そっくりそのままお返しするよ悲劇のヒーロー気取りのイタイ人の癖に!!」「分かった風に言うな、男モドキがぁッ!!」「僕だってあんなクソ親父さえいなきゃ女の子としてスカート履いてたよっ!そっちなんか腰抜け犬のくせに!負け犬馬鹿犬政府の犬!」「うるせぇッ!!俺だって首のチョーカーと家族の事さえなけりゃ好き好んであんな屑連中の言いなりになんかなるかぁッ!!ISなんぞクソくらえだッ!!」「悔しいけどそれだけはちょっと同意だねッ!!だから今脱ぎ捨ててせいせいしてるよ、このフランス製疫病神の鉄屑にねッ!!」「俺もこの国連が寄越したポンコツを捨てて胸がすく思いしてらぁッ!!」

 全国放送で垂れ流しになる余りにも低俗で問題発言だらけの二人の口論。本格的な護身術を利用して確実にダメージを与えるシャルだが、真人も異常なタフネスで容赦なくシャルを殴っていく。やがて互いに顔面がボロボロになるまで殴り合った二人だったが、元々体が弱り気味だった真人が先にダウンしてしまう。

 まだまだ言い足りないしぶん殴ってやりたい気持ちのシャルだったが、腫れあがった彼の真人はシャルにもたれかかりながら「ごめん」と一言呟いた。その瞬間、シャルの瞳から涙が零れた。「僕も、ゴメン」。先ほどまで怒っていた筈なのに、不思議とその時の二人は冷静に自分にも非があったことを素直に認め切れていた。ぽつぽつと自分が本当に言いたかったことを伝え合った二人は、互いにもたれ合うように肩をよせてアリーナを去っていった。呆然とする観客たちを置き去りにして、『仲間』として。
(レーゲン暴走は起こらないまま終了)

 全国放送で色々と暴露してしまったシャルは、社長の事を気にしないで女として真人の友達になる事を選んだ。当の社長は「娘の意志を尊重するために一計を案じた父親」としての役割を演じ切り、馬鹿な民衆を騙し切ったようだ。それももうシャルには興味のないことだった。




 
※プロットで説明しきれていない話。

セシリアは真人の第一人者的な存在で、真人とは軽口やジョークを言いあうくらいには仲がいいで
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