昔妄想したものの書けず仕舞いに終わった幻のIS小説のプロット。
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主人公の名前は風原真人。15歳男性。
幼い頃に母親から酷い虐待を受けた挙句に育児放棄され、女尊男卑社会の歪みをモロに受けた地区で育ったために性格が猛烈に鬱屈。人間不信と爆発的な反抗心から以降孤児院から中学まで絶え間ない虐めと報復の暴力に明け暮れる日々を送るも、里親と親友に少しずつ心を開き、高校からは里親に孝行しようと考え始める。
しかし、IS適性検査に引っかかったことで自分の進路を完全に捻じ曲げられ、あまつさえ家族と友達から引き剥がされることになる。彼にとって親友の存在は半ば依存さえしていたほどに心を許していたため、自分の意見を封殺された真人は精神的不安定なこともあって自殺未遂を起こす。
以降、親友を得る前の反抗心剥き出しの状態で政府の施設に強制的に入れられ、教育を受ける。その際に「あること」が起き、人間不信に女性不信の症状が追加された状態でIS学園に入学することとなる。
首元にはチョーカーが装備されており、これは政府が要した真人の「首輪」である。真人が暴れた際、このチョーカーから直接真人の体内に鎮静薬や睡眠薬が注入される仕組みになっており、操作する人間が誰なのかは真人さえ知らない。これのせいで真人は逃げ出すことが出来ない。
第一章
真人は学園に対する強烈な反抗心のせいか入学しても周囲には碌に口も利かず、常に一人で行動。特に担任の千冬に関しては潜在的な「大人は敵」というイメージから内心で敵視し、軽蔑しているそぶりさえ見せる。当然そんな態度を取っていれば周囲の女子からも陰口や悪口を言われるようになるが、むしろそれが真人にとっての「日常」であるために意に返さない。
成り行きで一夏と順番でセシリアに勝負することになるが、この時点で既にセシリア=傲慢=いつも相手にしていた敵という認識で特別な感情を何も抱かない状態になる。また、この戦いが日本政府によるデータ取りの為の茶番であることに強烈な不快感を感じつつも、両親が政府の管理下にあるために直接的な犯行はせずに表面上恭順する。
生徒会からの監視も兼ねてのほほんと同室になるが、ほぼ完全無視。あるときに「よく見る悪夢」から目を覚ました際にのほほんが心配して水を差しだすが。その姿に過去の様々な光景がダブった真人は拒否。半ば被害妄想のような感情から「俺を見下すのは止めろ」と告げ、のほほんを泣かせてしまう。
のほほんには、真人が何を考えて、どうして自分を拒否するのが分からなかった。彼の経歴は知っているし、ある程度は理解しているつもりだったが、実際にはうわべだけの事。当の本人が一切心を開く気がないために、自分が彼の触ってはいけない部分に触れてしまったのだと感じて深く思い悩む。
なお、この頃から真人の評判が癒子などを中心に本
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