2部分:第二章
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」
「赤軍派か!」
「それとも革マル派か!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ」
テロリストに断定されてだ。戸惑う彼だった。
「俺はテロリストなのか?」
「その怪しい姿、どう見てもな」
「如何にもじゃないか」
「さあ、こっちに来い」
「詳しい話は署で聞く」
「大人しくしろ!」
こうしていつもの展開だった。何とか身の潔白が証明されて解放されたがだ。それでもだった。
家で桃子にだ。鳥の唐揚げを食べながらだ。こう言われるのだった。
「あのね、そんな格好ならね」
「駄目だったか」
「全然駄目よ」
完全否定であった。桃子は中華風の卵と野菜のスープをすすりながら父に話す。
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