暁 〜小説投稿サイト〜
黒を纏う聖堂騎士団員
13.もう一つの物語。
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
あらくれ全滅。
マルチェロ、クロノス、爽快な顔。

僧侶のくせに・・・僧侶のくせに・・・!!
なんて言わないで。
僧侶が戦わないと旅は成立しないから。勇者死ぬから。
旅に僧侶は必要だから。回復役で。
あれ、矛盾している。回復役だから戦わないのかな?

「マルチェロ、ハゲ率増したか?」

クロノスはそうそうからマルチェロを怒らせたいのか?
言われてしまうと頭を見つめてしまうククール。
デコから禿げるとは不便だな、マルチェロは。
いやいや、ホイミで髪は復活しないのか。ザオリクで失われた髪が戻るとか。
M字ハゲに幸あれ・・・

「貴様こそ白髪が増したな」

「うるせぇ法皇殺しの元法皇!!」

「お褒めの言葉が貰えるとはな」

「誉めてねぇ」

よくわからない殺意をククールは、近場のスライムにぶつけたいようです。
白髪が増したより白髪が増えた方が正確では?
クロノスは的はずれなことを考えます。
二人の髪は誰似なのか。

「それより兄貴、何しに来た!!
クロノスはオレの嫁だ!!」

「ククール、どうやら刻まれたいらしいな。」

「ほぅ・・・期待にこたえてやろう」

マルチェロははやぶさの剣・改を装備した。
どうやらクロノスが渡したらしい。
もう刻まれるしかないようだ。
本当に赤くなった生命体をよそに話が始まる。

「どうしても調べものでマイエラ修道院に用がある」

「いってらっしゃい」

「・・・貴様、私の立場を理解しているか?」

「法皇殺しにゴルド破壊。賄賂に大量殺人。罪のなすりつけ。顔が悪人。
現在最重要指名手配人。」

余計なことを交えながらクロノスは笑いながら言う。

「いや〜マルチェロならマイエラ修道院を堂々と歩けそうだ。」

「・・・・・・」

「冗談冗談。ククールに頼むか?
今死んでるが、ザオリクさえすれば・・・」

「自分で探す。」

「・・・・・・はあ。なら旧修道院跡地から入ろう。
あ、ククールにザオリク。」

ああ、赤い生命体が元気よく跳ね起き、両手を広げました。
うざいので杖で殴りMP吸収。
クロノスはいいMP回収を見つけたようで笑っている。

話を聞いたククールはマルチェロに真剣に尋ねました。
何を探しているのか。わざわざマイエラ修道院に行くために我々に会うまで・・・何をしていたのか。

「赤の時代が去れば青の時代が来るのだ。」

「は?」

マルチェロの言葉を理解できないククール。
それを理解する時はすぐそこまで来ていた。

 
 
 
 
 
 
 

「ねぇゼシカこれって魔法陣?」

「ザオリクをする際にでる魔法陣よ。」

床に並べた用紙。
足の置き場のな
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ