一誠SOS
大運動会(2)
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たが、反省無しだったのでミカエルとサーゼクスとアザゼル三人に鉄板で殴った。昼食タイムはあっという間に終わり、後半の競技をやるが全て俺達の勝利で終わった。運動会もついに最終決戦となるが、チーム対抗リレーとしてアンカーは俺がやる事となった。
『各チーム、選び抜かれたリレー選手が各ポジションに待機しております!さあ、長らく競い合ってきた運動会もついに最後になりましたがCBは総合優勝してしまう勢いがあるので是非とも三大勢力で止めてほしいもんです』
アナウンスも最後の声出しとして会場を盛り上げるが、各勢力の得点は俺ら以外は接戦していた。CBは総合優勝が懸かっているので、ここは俺らの中でも速度が命としてアグニやルシファーらもな。
「赤龍帝の鎧もいいが、ここはアレをやるとしようか。バーストリンク!」
『相棒の活躍を見ていたが、今回は俺らの役目はなさそうだな』
俺の姿はヒト型の黒鐵改となったが、呼び名はブラック・スティールと言う。背中にスラスターを装備してあり、走ると言うより飛ぶと言う感じだ。
「誰かと思えば、一ちゃんじゃねえか!」
「ふふふ、全勝してやるよ」
「負けませんよ」
天使側アンカーはガブリエルで、堕天使側はアザゼルで悪魔側は朱乃だった。
『さあ、最終決戦スタートです!』
リレーのピストルが打ち鳴らされて、軽快な音楽が流れたと共に各勢力のファーストが飛び出した。悪魔側は祐斗であるが、CB側はアグニなのですぐに二番手であるルシファーの手に渡る。悪魔側は現魔王であるサーゼクスの手に渡るが、堕天使側はバラキエルで天使側はウリエルだったか。
「一誠、頼んだわよ!」
バトンを渡されたので、スラスター全開にして地上スレスレで走った。ゴールへ向かおうとした時だった。
「とりゃぁぁああっ!こんな時の為に完成させた秘密兵器じゃい!」
背後からアザゼルが来るが、見覚えあるなーあの得物は。
「こいつはテメエらが散々煽った『閃光と暗黒の龍絶剣』だッ!」
光と闇が入り交った剣であり、グラウンドの風景を吹っ飛ばしながら振り回し始めた。おいおい、完成させたのかよ。それを見た各陣営のトップクラスは仰天した。
「何!?閃光と暗黒の龍絶剣は完成していたのか!?」
「むぅ!あれが閃光と暗黒の龍絶剣!」
アザゼルは俺に襲い掛かるが、簡単に避けながらゴールへと一直線だったのでゴール後に一悶着をした。戦争と言いながらも魔王と天使長と神には負けられないとか言いながらも、ハリセン一発で勝負は見えていたけどな。
運動会は全勝したCBだったので、総合優勝と共に各勢力の中でナンバー1を取った。これは各勢力の鬱憤を晴らす結果となったので、次回は蒼い翼で開催しようかと相談していた。
「アザゼ
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