一誠SOS
大運動会(1)
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た戦いであるからには諸君らに全勝してもらいたい!無論何しても構わんが、アグニらも手を抜かずに正々堂々とやるのだ!」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!』
こちらの士気を挙げた事で、各勢力がこちらを見た事で人間の底力を見せつける時だ。徒競走は軽く全勝した俺だったが、次は障害物競争に出場する為にテントから出たが意外にも運動会は平和的にスムーズに進んでいた。
何かの切っ掛けで戦争が起こるのでは?と見守っていた事が馬鹿馬鹿しくなってきた。各勢力はグラウンドを駆ける選手らの応援を送っていたが、CB側の医療班と一緒にいたアーシアは回復の力を持つ為なのか専用テントにて待機していた。
「意外と楽しいものだな、運動会と言うのは」
「アグニも競う相手が違うからか、ルシファー達も楽しそうにしているなアグニ」
「悪魔側を見てよ一誠君・・・・セラフォルーが応援パフォーマンスしているけど魔法少女の格好でお付きの女性達とダンスしているよー」
「レヴィアタンから見ると説教したい気持ちは理解出来るが、今だけでもいいのではないかと思うぞ」
『障害物競争に参加選手は指定された場所に集合して下さい』
俺が参加する障害物競争に出場する為、陣地を出た俺であったがアグニとレヴィアタンから激励をもらってから指定ポイントへ向かった。集合場所に移動した俺は列に並ぶが、一番最初の列だからどうやら最初に走るようだな。
『障害物競争をスタートします・・・・位置について、よーい・・・・・ドン!』
合図と共に走り出すが、リハビリの割には余裕のダッシュとなった。各勢力の選手が二名ずつ計八名でゴール目掛けて走って行くが、俺ら側の選手はISを纏った女性選手だった。障害物とは言っても、人間界と同じ障害物な訳がないと思ったのでCB側だけの武装を使う許可をもらった。
「兵藤様、今の所は私達の勝ちに見えますね」
「そのようだが、もしモンスターが出てきても殺して構わんからな」
「モンスターですか・・・・三大勢力としてのイベントにはあるかもですね」
「平均台に上がり、ネットを潜ってそれぞれ異なる球技のボールを突いたり蹴る事まではな。最後の障害物が見えてきたぞ」
俺らの目の前に見えてきたのは、如何にもモンスターですよと言う代物である。首が九つある大蛇に首が三つある巨大な犬のような化け物、両翼を大きく広げる怪鳥だったので俺らはモンスターの見本市か?と思っていた。すると他の選手も仰天していた事で一時停止していたが、良く見ると三つ首の犬はケルベロスと言う地獄の犬でかつてコカビエルが人間界に連れてきたな。
『最後の障害物に各モンスターを配置しちゃいました☆天使や悪魔も余裕で殺せる猛毒の大蛇ヒュドラ!地獄の番犬ケルベロス!それに謎の怪鳥ジズ
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