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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第495話】
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規模のコアを生み出せる人物は、明らかに一人しかいなかった――その間にも話は続き、コアの存在をどうするかを千冬に尋ねる真耶、だが真っ先に答えたのは陽人だった。


「日本政府にも、IS委員会にも破壊したって伝えるのが賢明だぜ、お嬢ちゃん」

「え? ――で、ですが、それでは――」


「お嬢ちゃん、少なくともここにあるコアってのはどの国も喉から手が出るほどの代物だぜ? そんな物をはい提出ーってなったらどうなると思う? 絶妙な均衡バランスが崩れて、第三次世界大戦に早変わりってなるのが目にみえてるってもんさ」


 陽人の言葉に、千冬は頷く、だが真耶はそれだと学園全体――生徒達全員を危険に晒すという事を危惧した。

 沈黙が訪れる中、千冬は明るい声で言葉を放つ。


「おいおい、私を誰だと思っている? これでも元世界最強だぞ、それに、この学園に新たに来たガーディアンも居る事だしな」


 そう言って陽人を見る千冬に――。


「ワッハッハッ、そういう事だぜお嬢ちゃん! 黒夜叉のダメージは大きいが、俺だって学園の警備員だからな、学園を守るさ、ワハハハハッ!」


 そんな陽人の笑いに、真耶も笑顔を溢す、そして千冬は一人ごちる。


「――私も、命をかけて守ってやるさ、学園を……」
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