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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第495話】
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たまるで一昔前にあったガンブレードという武装に近かった。
斬撃と銃撃が織り成す協奏曲――相手の機体の白い装甲はみるみる内に破損、破壊されていく――そして、体勢を崩した相手の首もとにブレード突き付けた俺は――。
「……ここまでだな」
「……クッ……! ヒルト! 何でこんな事を!!」
唐突に俺の名前を呼ばれる――そして、改めて相手の顔を見ると靄は晴れる――それは、俺も見知った顔――。
「……オリジナルと世界に蔓延した模造コアの破壊が、今の俺に課せられた使命だからだ――【一夏】」
そう、俺は一夏の名を口にした瞬間、まるで第三者の視点からそれを眺めている。
だが、何を話してるかまでは全くわからず、一通りの話が終わった後に――。
「……今はまだ白式のコアを破壊するわけにはいかない。 あの【女】が造り出した原点にして頂点――諸悪の根源であるお前のコアは、最後だ」
そう言い、刃を引いた俺――一夏は膝をつくと、キッと睨み付けてくる。
「次に挑むときは、あの女の妹――篠ノ之箒と共に来い。 ……その時が、俺かお前のどちらかが倒れる時だがな、これが」
そう言ってその場を立ち去った――そこで俺の意識は徐々に覚醒して、飛び上がる様に起き上がった。
寝汗をかいていたのか、下着までぐっしょりと濡れていた。
「……何の夢なんだ、こんなにリアルな夢は初めて……だ」
独り言が虚しく部屋へと吸い込まれていく。
喉の渇きを覚えた俺は冷蔵庫から飲み物を取り出して一気に飲み干す。
「……ふぅ」
軽く息を吐くと、俺は窓から外を眺める。
ヒヤリとした風が頬を撫でる――そんな心地好い今の瞬間に心が落ち着いた。
場所は変わり、IS学園地下特別区画。
部屋には今日襲ってきた無人機の解析を行う山田真耶が居た。
そこに、織斑千冬と有坂陽人の両名が現れる。
「少し休憩したらどうだ、真耶?」
「そうだぜ、そんなに根を詰めたって、いい結果にはならないからな、ワハハハハッ」
そんな豪快な笑いと共に、山田真耶に缶ジュースを渡した有坂陽人。
「あ、ありがとうございます、有坂さん」
一礼し、缶ジュースに口を付けて一口飲むと、現状解析出来た結果をディスプレイに表示された。
「織斑先生、見てください。 やはり以前に現れた無人機の発展機で間違いありません」
険しい表情の真耶に、陽人は資料で見た五月の襲撃事件の全容を思い出していた。
「コアは?」
「例によって、未登録のものです」
二人の会話を他所に、陽人は回収したコアを眺める――これだけの
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