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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第495話】
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「そ、そぅね。 ……少なくとも、か……かっこ良かった……わよ、アンタ……」
照れ混じりの鈴音は、ふぃっと顔を逸らす、そんな鈴音が可愛いと思った。
「僕も、ヒルトに助けてもらったのが凄く嬉しかったよ? 来てくれて、ありがとう」
ニコッと微笑んだシャル、だが彼女やラウラを助けたのは謎の男――誰だかわからないが、ISを纏っていた得体のしれない四人目の操縦者――。
難しい顔をしていたらしく、ラウラは俺の頬をツンツンと指でつつくと――。
「ヒルト、どうした? 難しい顔はヒルトには似合わない。 ……私の嫁なのだ、笑顔でニカッとだぞ?」
いつか俺がラウラに言った親父の言葉を聞き、俺は何度か瞬きをしてからラウラに笑顔で応えた。
それを見た一同は安堵したらしく、笑顔を溢す。
「ヒルト、今日はお疲れ様。 ……でも、私が見た時は身体に怪我――ううん、重症に近かったのに、今改めて見ると青アザ一つも出来てないよね?」
未来がそう言い、俺は軽く首と肩を回して異常がないかを確認するも、特に痛みなどは出なかった、不思議と疲労感もない――疲労感がないのは寝ていたからだと思うが。
――と、ここで脳内に声が響いた。
『それは、私がマスターの身体機能を回復させたからなのですよぉ(≧ω≦)b ナギちゃんは出来る子なのですよぉ( ̄^ ̄)』
ISを纏っていないのに不思議と顔文字が浮かぶのは、コアとリンクしてるからか或いは若干毒されてきてるのか――。
『プンプン(`ε´) 毒されてるなんて失礼なのですよぉ!(`ヘ´) マスターにおこですよ、おこ!(`o´)』
そんな小うるさい声を半場無視しつつ、俺は気になっている事を聞いた、無論それは――。
「未来、回収したコアと俺が乗っていた打鉄のコアは?」
「あ、うん。 回収したコアは山田先生に預けてあるよ。 ……ヒルトの乗っていた打鉄のコアは、今休眠状態でお母さ――有坂先生の預かりになってるよ」
「母さんの?」
……母さんが預かるのならば特に何ら問題は無いだろうと思う。
ふと美春を見ると、口を開いた。
「大丈夫だよ。 彼女は眠ってるだけだから、直に起きるよ」
元ISコアである美春が言うのだから間違いは無いだろう――軽く安堵の溜め息を吐く俺に、何故かジト目の未来と美春を除く五人――。
「お兄ちゃん、彼女って?」
先手で言ったのは美冬だ、表情は穏やかなものの、その背後には修羅が見え隠れしていた。
「……うふふ」
小さく笑みを溢したのはセシリア、だがやはり美冬と同様に背後に何かが見える。
「……アンタねぇ、これ以上
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