暁 〜小説投稿サイト〜
とある科学の傀儡師(エクスマキナ)
第10話 眼
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
が常軌を逸脱した状態である。
サソリは崩れるように倒れた。
身体が異常に冷たく、重たくなっていくのを感じた。
チャクラ糸で止血しているはずのナイフの傷跡から血があふれ出して外套にはサソリの血で満たされていき、頭からの出血が一層激しくなっていく。
「ど、どうしましたの!!?」
「嘘だろ……チャクラが切れそうだ」
写輪眼はチャクラを食いつくすように能力を発動し続けていく。
「これは、やべえな」
サソリはどうにか写輪眼をどうにかしようと身体を動かそうとするが、左右に微かに揺れる程度で好転することはなかった。
白井が目に涙をためながら、何かを言っているが……もはや聞き取ることもできない。
サソリは白井の次の動作を未来として眼に映しながら、意識を手放した。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ