第10話 眼
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が常軌を逸脱した状態である。
サソリは崩れるように倒れた。
身体が異常に冷たく、重たくなっていくのを感じた。
チャクラ糸で止血しているはずのナイフの傷跡から血があふれ出して外套にはサソリの血で満たされていき、頭からの出血が一層激しくなっていく。
「ど、どうしましたの!!?」
「嘘だろ……チャクラが切れそうだ」
写輪眼はチャクラを食いつくすように能力を発動し続けていく。
「これは、やべえな」
サソリはどうにか写輪眼をどうにかしようと身体を動かそうとするが、左右に微かに揺れる程度で好転することはなかった。
白井が目に涙をためながら、何かを言っているが……もはや聞き取ることもできない。
サソリは白井の次の動作を未来として眼に映しながら、意識を手放した。
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