暁 〜小説投稿サイト〜
宇宙人ではない
試験
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
し入学しないと狙われるレベルの素質、適正だと言われたから断れなかった。


この世界の事を入ってきた知識でなく本当に情報が正しいのか実地で色々と調べた。

情報は殆ど正しかった。

女尊男卑は本当に酷い状態。男を格下や奴隷だと本気で思ってそうな本当に酷い女性を何人も目撃した。前の世界なら頭が可笑しいと思われる女性が外を出歩いただけで何人も遭遇。
 
原因はISが女性しか乗れないから。ISを使える女性は男より偉いと本気で思っている。ISを乗れるのは一部の女性だけで……自分は乗れないのに。

ISは……悪い意味で社会現象を起こしている。

ISは現行最強の兵器。最強の兵器が使える女性は偉い。だから男より優位に立てる。極端に言えば脅迫、ISと言う力で男性を脅迫してる状態。

……インターネットの有る男性専用サイトだと、ISの破壊やISを使う女性そのモノをターゲットにしてる犯罪予告が頻発。…不平不満はだいぶ多い。

今は不満で済んでる。…けど何年もしたら大きな爆発が起きるかもしれない。それだけこの世界の一部の女性が害悪。……元男としてはこんな女性を活気ずかしてるISは余り好きじゃない。


この状態で……ISが最強なんて言葉が無くなればどうなる?IS発表時だとISへの対抗戦力が無かった。

けど今なら有る。

ISに有効な兵器はISが使う兵器としてある。ISを倒すだけならIS兵器をIS抜きで使えれば良い。


今無くても元々ISは兵器用でなく宇宙用、対抗する手段はその内に出てくる筈。








けど試験は受ける。


試験を受けるのにISの知識はIS学園に入る分には問題はない。

問題はこの身体の使い方。素のスペックが高すぎる。


試験までの時間この身体を使う事を慣らしてたけど未だに万全な使い方は出来ない。自由に使えないのと目立たない二つの理由で、今は情報操作で身体能力をだいぶ下げている。

だけど身体を動かす練習をしてたのが良かったのか、ISの適正のお陰もあるのか、今はISを自分の手足の延長の様にだいぶ自由に動かせる。


開始から五分、相手の射撃は1度も当たらない。


「く、当たらない」

ハイパーセンサーの機能のお陰と相手の銃を射つタイミングが単調だから回避が容易に出来る。攻撃に移れるけどISを慣らすのにもう少し手伝って貰う。

『受験番号75番、攻撃をしろ!』
 
試合なら兎も角、試験だからか回避だけしてるのはダメみたい。……打鉄の銃を転送。

回避しながら射ち返す。銃を射つのは初めてだけど、銃の撃ち方は試験管から学んだ。自分がやり易い様に改良して実践。

相手は避けようとしてるけど動きのパターンは避けてる間に十分に観察した。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ