『未桜と蒼』
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゙教えて欲しいと言うと拒否られた。
メールしてる女が居るらしい。
付き合ってるワケでは無いらしい。
それでも、他の女とのメールはしないって...。
ここまで拒否られたら諦めつくのも早いかも。
皆と居ても蒼とは会話が少ない。
未桜は、妻帯者の人と付き合った。
同じ職場の人。
すごくすごく優しくて温かい人。
此の人は30代半ばくらい。
一緒に居る時間は癒される。
この頃の未桜はマダ普通の会社員だった。
朝6時30分に起きて、仕事が終わるのは18時前後。
皆が来るのを解ってても、家に帰る時間が遅くなったりもした。
皆が家に居ても未桜が出て行くこともあった。
蒼が言う。
『家主は居らなあかんやろ!』
『居らんでも変わらんやろ?』
『ええけん、おれやっ!』
何の都合が悪くなるのか...解らないけど一応頷いた。
此の日を境に、蒼から話しかけて来ることが増えたのは、気のせいではないと思う。
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