暁 〜小説投稿サイト〜
『最低な女』
『未桜と蒼』
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
゙教えて欲しいと言うと拒否られた。
メールしてる女が居るらしい。
付き合ってるワケでは無いらしい。
それでも、他の女とのメールはしないって...。

ここまで拒否られたら諦めつくのも早いかも。
皆と居ても蒼とは会話が少ない。

未桜は、妻帯者の人と付き合った。
同じ職場の人。
すごくすごく優しくて温かい人。
此の人は30代半ばくらい。
一緒に居る時間は癒される。

この頃の未桜はマダ普通の会社員だった。
朝6時30分に起きて、仕事が終わるのは18時前後。

皆が来るのを解ってても、家に帰る時間が遅くなったりもした。
皆が家に居ても未桜が出て行くこともあった。

蒼が言う。

『家主は居らなあかんやろ!』

『居らんでも変わらんやろ?』

『ええけん、おれやっ!』

何の都合が悪くなるのか...解らないけど一応頷いた。

此の日を境に、蒼から話しかけて来ることが増えたのは、気のせいではないと思う。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ