1話「2翼のライブと破壊者」
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!そういうところは、相変わらずだな!よし、士君の二課への入隊を認めよう!」
笑いながらそう言った弦十郎のおっちゃん。
「士義兄さん。そ、その、私のためと言ってくれて、ありがとう」
翼が俺の前に来てそう言った。
「気にするな。翼は俺の義妹なんだからな」
「うん。あ、そうだ、士義兄さん。遅くなったけど、紹介するね。奏」
翼に呼ばれ、天羽奏が俺達の近くに来た。
「士義兄さんも知ってると思うけど、彼女は天羽奏。私の大切な相棒なんだ」
「翼に言われたけど、改めて、天羽奏だ。よろしくな、士」
そう言って、手を差し出してくる天羽奏。
「いきなり呼び捨てかよ。……まあ、いい。翼の義兄の風鳴士だ。よろしくな、天羽」
俺はそう言って天羽と同じように、手を差し出して握手する。
「天羽じゃなくて、奏でいいよ。私も士って呼んでるんだし」
「………わかった。奏。これでいいだろ?」
「あぁ。………それと、あの時の言葉ちゃんと覚えておくよ」
奏がそう言った。
俺が言ったことといえば、「生きることから逃げるのか?」と問いかけたぐらいだ。
「なら、次からは言わせないでくれ。そのために、こいつも渡しておくんだからな」
そう言って、俺が差し出したのはエクスカリバーだった。
「でも、これは………」
「さっきも言ったが、そいつに選ばれたのは奏だ。なら、そいつは奏が持つべきだ。その体を治すためにもな」
俺はそう言って無理矢理エクスカリバーを奏に渡した。
「そいつで早く体を治して、翼と一緒に歌を俺に聴かせてくれ」
「うん(あぁ)!」
そして、物語は二年後に移る。
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