暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜装者が紡ぐ破壊者の心〜
1話「2翼のライブと破壊者」
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にあるハンドルを外に引く。

そして、手に持ったライドブッカーをブックモードにして、その中から一枚のカードを取り出す。

「貴様!我々の邪魔をするとは、ただの人間ではないな?何者だ!」

「通りすがりの仮面ライダーだ!別に覚える必要はない!」

「変身!」

俺は取り出したカードをバックルに装填する。

そして、今度はハンドルを内側に押した。

『 KAMEN RIDE・DECADE 』

そんな効果音の様なものと共に、俺の姿は変わった。

全てを破壊する破壊者へと。

その姿は大半をマゼンタが占め、所々に白と黒が入り、そして複眼が緑の姿。

「なに!?ディケイドだと!」

「生憎と今はお前らと遊んでる暇はないからな。さっさと終わらせてもらうぞ」

俺はそう言ってライドブッカーから新たにカードを一枚取り出す。

そして、先程と同じようにそのカードをベルトへと装填する。

『 KAMEN RIDE・FAIZ AXEL 』

その効果音と共に俺の姿が再び変わる。

全体を黒が占め、胸にできたフルメタルラングが持ち上がり、複眼は赤色の姿へと。

「お前らに付き合うのは十秒間だけだ」

俺はそう言うと、左腕に装着されたファイズアクセルを起動させた。

『 Start Up 』

その効果音と共に俺は姿を消した。

いや、光の速さで動いていた。

手始めに全てのノイズを蹴りで消滅させる。

そして、15体のオルフェノクに蹴りをいれて、今度はカードの枠が金色のカードを取りだして、それをベルトへと装填する。

『 FINAL ATTACK RIDE・FA・FA・FA・FAIZ !! 』

その効果音と共に、15体のオルフェノクに向けてアクセルクリムゾンスマシュッを連続で叩き込んだ。

その後、俺の姿は最初のディケイドの状態に戻る。

そして、背後には灰へと変わっていくオルフェノクとすでに消えて灰となったノイズがいた。

それを見た俺は変身を解除し、唖然としている妹のもとへと歩いていく。

「久しぶりだな、翼。元気にしてたか?」

「……士義兄さん。あの姿はいったいなんなの?それに、大ショッカーとかいう奴等は何をしに来たの?」

次々と質問をしてくる翼。

「そのことについては、弦十郎のおっちゃんのところで話すさ」






























オルフェノクとノイズを倒してから約二時間が経過した。

俺は現在、私立リディアン音楽院の地下にある、とある施設に来ていた。

「では、士君は旅をしながら大ショッカーという連中と、戦っていたのか」


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