暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜装者が紡ぐ破壊者の心〜
1話「2翼のライブと破壊者」
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楽しめない」

「…………うん。私達が楽しんでないと、ライブに来てくれた皆も、楽しめないよね」

「わかってんじゃねぇか」

「奏と一緒ならなんとかできそうな気がする」

「うん」

「行こう、奏」

私はそう言って立ち上がる。

「あぁ、アタシとアンタ。両翼揃ったツヴァイウィングはどこまでも遠くへ翔んでいける」

「どんなものでも越えてみせる」

「それに、翼の義兄さんも見てるんだ。気合いれろよ?」

「うん」

そして、私達はライブのステージへと向かった。




























ライブが始まって私と奏は観客の皆の声援を受けながら歌っていた。

そして、次の曲に移ろうとした時だった。

ドガァァァァンッ!

観客席の一部が爆発した。

「………ノイズが来る!」

「きゃぁぁぁぁぁあっ!」

奏がそう言った瞬間、誰かが悲鳴をあげた。

そして、会場にノイズが現れた。

「ノイズだ!逃げろ!」

会場にいた皆はノイズが現れたことに混乱するなか、次々に逃げていく。

「助けてくれぇぇぇぇッ!」

「死にたくない、死にたくない!」

次々にノイズに触れられ、炭化していく人達。

「翔ぶぞ、翼。この場に槍と剣を携えているのはアタシ達だけだ」

「で、でも、指令からはなにも!って、奏!」

「♪Croitzal ronzell Gungnir zizzl ♪」

奏は聖詠を歌いながら、ノイズのもとへと走っていく。

その身に聖遺物である、ガングニールを纏いながら。

「 ♪Imyuteus amenohabakiri tron ♪」

私も奏を援護するために聖遺物、アメノハバキリを纏った。

奏は次々とアムードギアである槍を使ってノイズを倒していく。

私もアムードギアである剣を使ってノイズを倒していく。

すると、今まで順調にノイズを倒していた奏に異変が起きた。

「っ!時限式もここまでか」

その言葉は、奏がギアを纏える時間が切れかけの状態になったことを意味している。

ドゴオオオオオオオンッ!

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!」

スタンド席が崩れ、一人の少女がそれに巻き込まれて落ちた。

そして、その少女に向けて突撃するノイズ。

それを防ぎに行った奏。

「駆け出せ!」

ノイズの猛攻を防ぐ奏だったが、ギアの所々にヒビが入っていく。

「奏!」

私は奏の所に向かおうとするものの、その道をノイズに塞がれる。

「奏!」

大型ノイズ2体の攻撃を槍で受け止める奏。

だが、その攻撃を防ぎき
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