第68話 ラグナロク・コア
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「ふはははははは…喰らえい!!」
ルインとゼロが警戒して周囲を見渡し、次にバイルが姿を現した瞬間、三人に向けて酸弾を放ってきた。
「甘いよ!シャドウダッシュ!!」
即座にPXアーマーに換装し、シャドウダッシュで酸弾をかわしながらクナイを投擲した。
投擲したクナイは、バイルのアーマーに突き刺さるが、攻撃力が低いPXアーマーでは決定打にはならない。
エックスとゼロもルインに続こうとするが、再びバイルの姿が掻き消えた。
「チッ!!」
思わず舌打ちしてしまうゼロ。
ラグナロクの落下は今でも続いている。
時間稼ぎのつもりかと、流石のゼロも焦りが募る。
「……っ!そこだ!!」
僅かな空間の変化に気付いたエックスはそこに向かってダブルチャージショットを放った。
「ぬっ!?」
ダブルチャージショットを受けたバイルが仰け反る。
それを見たゼロがすぐさま床に刺さった槍、デスピアスを引き抜いてバイルに斬り掛かった。
デスピアスはバイルに一撃を入れると砕け散ったが、どうやらあれはかなりの威力を誇っていたらしくバイルも苦痛に表情を歪めた。
しかも自分の攻撃を利用された屈辱もあるはずだ。
「やりおるな…粛清だ!!」
バイルな大岩を出現させ、こちらに放ってくる。
「負けるかあっ!!」
ルインがZXバスターを構え、チャージショットで大岩を薙ぎ払うとゼロとエックスがセイバーとメガアックスでバイルに一撃を入れた。
「「たあっ!!」」
「ぐっ!温いわあっ!!蘇れ…我が下僕よおっ!!」
バイルが叫んだ次の瞬間、見覚えのあるレプリロイドが姿を現した。
ブレイジン・フリザード
チルドレ・イナラビッタ
ヘルバット・シルト
デスタンツ・マンティスク
キュービット・フォクスター
グラチャー・レ・カクタンク
ヴォルティール・ビブリーオ
トレテスタ・ケルベリアン
かつてゼロ達が戦った強敵、バイル八審官が出現しえゼロ達に攻撃を仕掛ける。
何発か攻撃が掠り、痛みにルインが顔を顰める。
「こいつら…実体があるの!?」
「ぐっ!?」
「チッ!!」
八審官の攻撃をかわし、ゼロは何とかバイルに攻撃しようとしたが出来なかった。
「ふははははははは…力をよこせっ!!」
バイルはすぐさま別の場所にワープし、緑の球体を出現させ、球体がバイルに着弾すると傷が癒されていく。
「回復か!!」
そうはさせないと言わんばかりに、ルインがセイバーを構えながら突撃したが、球体に阻まれてしまう。
「っ!!」
「ふはははははは!!!」
傷が癒えていくバイルを見て、ルインは意を決して突撃した
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