第68話 ラグナロク・コア
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応しい世界を築いてやると言ってるのだ!!正義だと!?自由だと!?下らん、実に下らん!!貴様らレプリロイドがこの地上で何をした!!機械人形の癖に自由を掲げ、遥か昔に戦争を始めたのは貴様らだろう!!貴様ら人間がこの儂に何をした!!正義などという言葉を吐き、この儂を追放したのは貴様らだろう!!ゼロ、エックス、そしてルイン。貴様らはそんなレプリロイド共を救おうというのか!?そんな人間共を守ろうというのか!?レプリロイドの支配など生温い…っ!!人間の抹殺など一瞬の苦しみでしかない…!!生かさず…!殺さず…!!儂と共に…永遠に…!!苦しみの歴史の中を歩き続けさせてやるのだ…っ!!!」
ラグナロク・コアがいきなり分離して、バイルの元に飛んでいき、合体する。
戦闘形態となったバイルがこちらを見下ろす。
「クヒャーッハッハッハッハッ!!この儂が教えてやろう…!愚か者共に逃げ場などないという事を!豚共の居場所は…この儂の元にしかないという事を!!このラグナロクを使ってなぁ!!!」
「それが…お前の理想か?」
「理想だと?戯れ言だ!!!」
ゼロ達のラグナロク・コアと合体したバイルとの戦いが始まる。
「…バイル!!」
「Dr.バイル!覚悟!!」
エックスとゼロがXバスターとバスターショットを構え、ルインはHXアーマーからZXアーマーに換装し、チャージを終えたZXセイバーを構えながら突撃した。
ゼロがバーニングショットを放ち、そしてエックスは人間であるバイルを攻撃することに少し躊躇したが、ダブルチャージショットを放った。
「ふはははははは…」
突如バイルの姿が掻き消えたことでチャージセイバーとダブルチャージショット、バーニングショットが外れてしまう。
「(ワープ…か…?)」
ゼロは辺りに気を配ってどんな攻撃にも対処出来るように、すぐに攻撃を繰り出せるように構えた瞬間、バイルが複数の分身と共に現れた。
「絶望せよ!恐怖せよ!!」
バイルが叫ぶのと同時にこちらに槍が降り注いでくる。
「くっ!!」
降り注いでくる槍にダッシュが出来なくなるが、即座にエックスがチャージショットを一発放って、槍を破壊する。
「ゼロ!行くよ!!」
ルインは勢い良くジャンプしてバイルに回転斬りを喰らわせ、バイルのアーマーを削る。
「はああっ!!」
ゼロもバイルに向けてチャージを終えたZセイバーを振り下ろし、チャージセイバーでバイルのアーマーに更に深い裂傷を負わせる。
エックスもストックしておいたもう一発のチャージショットを放ち、バイルに直撃させた。
ゼロとルインがセイバーで追撃を仕掛けようとしたが、バイルの姿が薄れ始めた。
「消えたっ!」
「どこだ…?」
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