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俺達は何を求めて迷宮へ赴くのか
Q&Aとオマケ詰め
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な〜!なんつって……」
「そ、そんなの絶対ダメですッ!!」

 咄嗟に、リリは全力で叫んだ。
 突然の大声に驚いたメリージアだったが、直ぐにニヨッと笑ってねっとりした目線でリリを見つめる。

「………ほっほう?何が駄目なのかな〜?」
「えっ……い、いえ!アズさんに迷惑かけるのは、その、如何なものかと……」
「ほっほほ〜う。リリはパパ想いなイイ子だな〜?」
「ぱ、パパじゃありませんからっ!もう、からかわないでください!」
「顔真赤にしちまって……可愛いったらねぇなオイ♪」

 何度も言うが、リリとアズは外見年齢こそ離れているものの年齢差3歳である。酔っぱらってパパ呼ばわりしたことはもはやご乱心の結果としか言いようがなく、リリ的には忘れてほしいブラックヒストリーと化している。
 が。ファミリア内にオーネストを敬愛する者は数いれどアズを敬愛する人が少ないのが密かな悩みのメリージアは、これ幸いと秘蔵のアズ知識を持ち出した。

「ふっふっふっ……そんなアズ様大好きリリにイイコト教えてやるよ!実はアズ様はな……ぺラペラ……でなでな!……ペラペラ……すごいだろ!?それで……ペラペラ……くぅー、たまらん!!」
(め、滅茶苦茶話が長い!しかも、料理を完成させて食卓に並べているのに止まらない……ですって!?)

 リリの否定など知ったことかと言わんばかりに喋りまくるメリージアに、リリはぐったりしながら食事をするハメになった。とりあえず、美味しかった。

 なお、話によるとアズは魚のサシミという料理に目が無いらしい。
 ……オーネストはサシミを蛇蝎の如く嫌っているそうだが。



おまけ3 アズの友達
 

 俺は、タケちゃん(タケミカヅチ)にどうしても聞きたいことがあった。

「なぁタケちゃん。トツカノツルギの切先の上で胡坐かけるってマジか?」
「おい、アズライール!貴様、我らの主神に何を訳の分からんことを……」
「何ッ!?お前、何故その一発芸を知っている!?あれはオオクニヌシにしか見せたことのない最終奥義だぞ……!?」
「ええええええ〜〜〜〜!?」

 タケちゃんのケツはどうなってるんだ。
 最強のケツを持つ神として痔持ちの人に崇められそうだ。



おまけ4 メリージアの謎

 メリージアには元々苗字がない。捨て子である彼女からすれば本当の親の姓など名乗りたくもないのが本音だ。しかし、姓のないままというのはいかがなものか、とアズは考えた。

「という訳で、ないなら俺達でつければいいじゃないの。よし、手伝えオーネスト!!」
「自分で言い出したんだから自分で考えろ………っておいテメェ、人の足に鎖を括りつけるんじゃねぇ!!分かった、考えてやるから引き摺ろうとすんなッ!!」

 こうして二
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