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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter45
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所の地下…管理局の拠点では非戦闘員のオペレーターと此処の指揮官が現在の状況を目にして唖然としていた。

「な、何故我々が劣性なのだ…あちらは高々50人程!こちらは300!新人が200人だとしても圧倒的大差のはず!」

6倍の戦力なはずの管理局が押し負けていることに声を荒げる。

「ハイマン准将!全線の局員から連絡!既に半数の局員が投降、及び戦死、至急増援を寄越してほしいとのことです!」

「まだそんな世迷い言をいっているのだ!まだ三倍の戦力が残っているのだぞ!さっさと野蛮人など片付けてしまえ!」

戦力を投入を断る指揮官…たが現状を見ても確実に戦力を投入するのが適切だと断言し要請を断った。

そして数十分が過ぎ…

「既に我々の戦力は8割が消失!このままでは全滅するおそれがあります!」

「上空を取っていたヘリが全て大破!…直撃したのは質量兵器ではなく魔力兵器…どうなっているんだ!?」

「自衛隊こちらに向かって徐々に戦線を押し寄せています!このままではここに攻めこまれる可能性も…」

既に管理局は前線を維持する戦力を失い逆に攻められそうになる、状況は自衛隊の圧倒的優勢であった。

(な、何故…何故こんなことに…こ、このままでは私は…この失態で降格…折角の地位を失ってしまう、な、なんとか…)

こんな状態であっても自分の地位を求めるハイマン…そんな彼らにまた新たな報が入ってくる。

《こ、こちら地下拠点第3Bゲート前!》

「騒がしいぞ今はこちらも忙しい!」

《し、侵入者です!たった一人で…ゆ、ユウヤ・ツキミヤが!?単騎で攻め寄せて「じゃまだぁぁぁぁっ!!》ぎゃあぁぁぁぁっ!?》

通信途中、別の声が聞こえてくると、断末魔をあげて司令室は動揺がはしる。

「な、なんだ!?何があった!?おい!すぐに映像をモニターに出せ!」

ハイマンは指示するとすぐにモニタに映し出されたそれは、血を拭きだし倒れ伏せる局員、そしてデバイスに付いた血を払う雄也の姿がそこにはあった。

「ば、バかな…ユウヤ・ツキミヤだと!?何故やつがこの拠点にいる!?やつは前線にいるのでないのか!?」

「み、味方からはそういった情報は一度も…」

「何故それを報告しない!…何故私がこんなめに…」

「し、侵入者なおも変わらず進行中…迎撃の為局員が応戦していますが…全く緩みません!」

「前線の部隊…壊滅!生き残りも消息が掴めません」

「バかな…野蛮人ごときに…6倍の戦力が…壊滅?ふ、ふはははははぁ!!」

完全に自分が描いた予想とはかけ離れたことにより、狂ったようにわらう司令官、既に負け戦この場の全員がそう思い始めた。

「お、俺は…死にたくないぃ!!」

遂に恐怖から自身の持ち場か
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