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俺達は何を求めて迷宮へ赴くのか
8.リリリーリ・リーリリ
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などのお酒を入れたものの事だ。で、アズのボンボンは角砂糖みたいで、しかも神酒(ソーマ)入り?よく分からないが、それでも地球は回ってる。地球ってどこだ?

「なんらかわかんにゃいけろ、世界がぐるぐるまわってまふぅ〜♪」

 そう、星は回るのだ。リリ賢いから知ってるもん。

「ねぇアズ、リリの様子がおかしいんだけど。さっきから興奮してるし呂律回ってないし、若干顔が赤くて目元がとろんとしてない?」
「そうだなぁ……まるで酔っぱらってるみたいだなぁ」

 む、マリネッタがパパと何か喋ってるのれす。ずるいとおもいまふまふクッション。

「ねぇアズ。コーヒー豆は元々ここに置いてあったけど、角砂糖なんてあったっけ?」
「んー、角砂糖はないけど、同じ砂糖の塊みたいなソーマボンボンで代用したよ。」

 人の目の前でイチャイチャすんなれすぅ。アズはリリのパパで王子様なんれす。つまりはパパ上でパパ君、キングパパスなのれす。こっち見てくれなきゃ()ーれす。なんで視線はこっちなのに、言葉はマリなんれふかふかマットレス?リリにも言葉くれなきゃや〜や〜や〜の飛鳥文化アタックなのれふ。

「ねぇアズ。神酒(ソーマ)って……普通どれくらいで酔っぱらうの?」
「えっとなぁ……あれは量が問題じゃないから、少量でも飲む人が飲めば酔っぱらうってさ」
「………リリ、酔っぱらってるんじゃない?」
「………………おお!!」

『って、今更納得してんじゃねぇですぅ!!』
『いかん!主人格が倒れたことで人格席ががら空きだ!リリが死守せねばうおおおおお!!』
『やめなさいリリスト!!ここは貴方のような男性寄りの存在ではなく女寄りかつ貞操観念をしっかり持ったこのリリデレラが!!』
『あー……皆さん』
『力への意志を!かくなるうえはこの閉息した世界で煩悩と愚に塗れながらでも光を!!』
『リリーチェはインテリだから気合が足りない!ここは活を入れるためにこのリリゾーが!!』
『……皆さん!!』

 珍しく声を荒げたリリカワに、椅子取り合戦でもみくちゃになったペルソナたちが一斉に振り向く。
 ごほん、と咳払いしたリリカワが、主人格席を指さした。

『はしゃいでいる所申し訳ないのですが……貴方がたが醜い争いをしている間に、一番座らせてはいけなそうなリリエンタールに主人格席が取られています』

 そこには、子供のように足をパタパタ動かして歌うリリエンタールの姿があった。

『あ〜まえほうだいっ♪あ〜まえほうだいっ♪』

『『『『『………なにぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!?!?』』』』』

 こうして、リリのリミッターが外されてしまった。

「ぱ〜〜〜〜ぱ〜〜〜〜〜!!」
「ひょっとしてそれ俺の事言って……うごばぁぁぁーーーーッ!?馬鹿な、これは法
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