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ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
任務-ミッション-part2/絶望の牢獄
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いてきた。その言葉の先を、連れてこられた二人の生徒はすぐに理解する。
「そ…そういえば、私たたちより先に来た生徒はどうしたの?もうここから出したの?」
「…あぁ。出してやったよ。約束は守るともさ」
女子生徒に質問されたボーグ星人の代わりに、ゴドラ星人が答える。確かに姿が見当たらない。かといって殺されて士隊となって転がっているなど、そのような残酷な光景がここにあるわけではない。けど、人をあんな形で誘拐するような奴らだ。信用に欠ける。かといって逆らえば命はないと脅されている。貴族らしく戦場で華々しく散るなんて格好をつけられる勇気もない彼らに、命を懸けて戦うなどできるはずもない。
星人たちに促され、促されるがまま二人の生徒たちは用意されていた特殊なベッドの上に寝かされる。二人がベッドに寝たところで、星人は壁に欠けられていたレバーを下した。すると、ベッドに取り付けられていた装置が動き出す。それは地球の大きな病院にあるガン検診用のベッドに取り付けられた部位にも似ている。
しかし…恐ろしい出来事がその直後に起こることとなった。

バチチチチチチ!!!

「ぎゃああああああ!!」「いやあああああ!!」
突然二人が乗せられているベッドに電流がほとばしり始め、ベッドに寝かされた二人の生徒はその影響で苦しみ始めた。必死にもがき始める二人は、すぐに逃げ出そうとしたが、瞬時に二人の体を固定するベルトが彼らの体に自動で巻きつかれ、逃亡を阻止してしまった。星人たちにとって、この程度のことなど想定の内だったのだ。
ベッドの傍らの機械の画面に、地球やハルケギニアとは異なる文字と思われる数値が目にもとまらぬ速さで連続表示されていった。
「スペクトル数値…350…さっき計測したメイジよりも魔力値が高い。それに対してこっちは200。低いな」
モニターを見ながらゴドラ星人が呟く。
「数値の高いこいつは戦闘員候補だな。すぐに洗脳処置を施すぞ。だがもう一人の女は…奴隷市場行きだな。売り物部屋に連行する」
「「!?」」
直後に飛んできたボーグ星人の信じられない言葉を聞いて、ベッドに拘束された二人の女神開かれた。
「ふ、ふざけるな…!!僕たちをここから出すんじゃ…」
「…ああ、約束は守るといったよ。だが…それが君たちの考えている通りの意味とは違ったようだな。ふふふふふ…」
そう、奴らは確かに約束していた。そしてそれを守っていた。『用が済めばここから出す』という約束を。しかし…それは『そのまま施設の外に出す』という意味ではなかった。『自分たちの都合のいい存在』に作り変えてしまった後、自分たちに都合のいい兵士に育てるなり、奴隷として売りさばくつもりだったのだ。それが結果としてここから出してもらうことでもあるというだけのことだった。
「当然だろう?貴様らをこのままおとなし
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