第44話 スカさんからのお願い
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谷、加奈、星は大きなテーブルの椅子に座り、はしゃいでるライ達を見ていた。
「私、こんな変な場所怖いわ…………」
まぁ加奈の反応が正しいよな。稼働してないとはいえ、不気味だし。
ここだけ普通の部屋って言うのも不気味だよな………
いっそのこと建て替えろよスカさん………
ライだけはテンションが違かったけど……………
「うぅ…………」
「星、まだ駄目か?」
相変わらず俺から離れない星。
「すみません、もう少しこのままで…………」
「まぁ構わないけど…………」
加奈の視線がものすごくキツイんですよね………
「やあ、いらっしゃい」
と、そんなときスカさんがやって来た。
紫の髪をしたロリっ子を連れて………
「スカさん、アンタやっぱりロリコンだったか………フェリアを造った辺りから怪しいと思っていたが………」
「何か勘違いしているようだが…………この子はルーテシア」
「ルーテシア・アルピーノです……………」
ルーテシアって………………
ああ!!バカでかい虫を召喚したり、なんか虫の要素を感じないガリューだっけ?を召喚する虫大好き少女だったよな。
「俺は有栖零治だ。よろしくな、ルー」
「あなたがレイ兄?」
「ん?ウェンディにはそう言われてるけど」
「ウェンディがよく話に出す…………」
「…………何か嫌な予感しかしない」
「小さい子が好きだから気を付けろって…………」
「ウェンディ!!!」
俺はウェンディに制裁を与えるため、レアスキルでジャンプした。
「初めて直接見たが、やはり便利なレアスキルだね」
「遠距離は流石に無理だけどな」
あの後、俺はウェンディにお仕置きをし、今、とても爽やかな気分になっている。
俗に言ういい仕事をしたなぁって感じである。
「ジェイル」
「ああ、すまない。さっきも言うようにここの羽の部分にもブースターをつければいくらか安定すると思うんだけどね」
「羽ではないのだが………それに、これ以上重量が増えると更に操るのが難しそうだ」
「要するに今使っている物で安定させて欲しいってことだね?」
「ああ、出来るか?」
「面白いね、やらせてもらうよ。先ずは………」
普通に馴染んでるな桐谷………
加奈と星はウーノさんと話が弾んでるみたいだ。
ルーはウェンディ達の所へ行ったようだ。
「っとそうだ、零治君、頼みがあるんだが………」
「何?」
「ルーテシアの事なんだが…………」
そう言ってスカさんは俺にメガーヌさんの話をし始めた。
「なるほどね。スカさんも心を入れ替えたってことか」
「だけど、目覚めさせるのに必要な物があるんだ」
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