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目が覚めたらカロス地方
第四歩『コイキングを探せ』
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、君のコイキング
俺達が取り返してあげるから、ここで待ってて、ね?」

「ほんと!?」

「ああ、本当だ
必ず取り返す、約束だ」

「ありがとうおにーちゃん、おねーさん!」

「ふふっ、どういたしまして…それじゃあ、
行きましょうか、ルーク君」

「はい」

俺は少し抵抗気味のニンフェを謝りながら
モンスターボールに半ば強制的に入れて、
代わりにシオを出した

「シオ、お前の鼻でなにか分からないか?」

「ブ〜イ…」

シオは犬みたいに(犬だけど)鼻をクンクンと
鳴らして匂いを探る

「ブイ」

「無理か?」

「…ブイ」

「そっか…ありがとう、シオ
一旦戻ってくれ」

恐らく庭園に咲いている花の香りが強くて
シオの鼻が効かなくなったんだろう

「とりあえず、森の中を探してみましょう
はぐれないように気をつけてね」

「はい!」

そして、俺はゲームでは行ったことがない
所謂“マップ外”に足を踏み入れた
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