LIVE12 彼女の為に
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とはアイツらに勝つために少しでも力をつけることだ?
「なら、私たちは……」
「手伝うのよ……」
「えっ、にこっち?」
「手伝うのよ?」
希の問いに怒りを混ぜて言ったのは不機嫌度MAXのにこだった。なんでも、日記を無くしてしまったとか……
「手伝うって具体的に何をするのよ?」
手伝うことに甚だ遺憾を感じている真姫が対抗する。
「決まってるでしょ!料理とか色々よ!コイツらも食べるものがないと修行に集中出来ないでしょ!」
「それもそうね。刹那達は良いかしら?」
「そうしてもらえれば助かるけど、絵里達は受験勉強とか学校とかはいいの?」
「私は別に問題ないわ」
「ウチも大丈夫やで」
「このにこ様に任せなさい!」
三年生は大丈夫だな。けど、1年生は……
「お前らは大丈夫なのか?」
オッ、獅子神ナイス。
「凛は大丈夫にゃ!」
「わ、私も大丈夫です」
「私も協力するわ」
おぉ、いつも素直じゃない真姫がこうもすんなりと。
「じゃあ、決定だな。よろしく頼む?」
こうしてデスゲームへ向けた修行が始まった。
翌日の朝……
昨日、それぞれの家に帰りμ’sのメンバー(絵里を除いて)は適当に家族に嘘をついて、穂乃果達を誘拐された家族、雪穂と付き合いの深い絵里の妹:亜里沙にはそれぞれが正直に話した。
ここからは3つのグループに分かれて修行することになる。
刹那グループ:絵里、希
白夜グループ:にこ、真姫
隼人グループ:花陽、凛
*刹那の姉ちゃん:鳴神風夏は学校の授業の為、居ません
《刹那サイド》
「修行するって言っていたけどどこでするのかしら?」
「ここだ」
絵里と希を連れてきたのは山奥にある立派な建物である。因みに俺の別荘。
「刹那君、何度も聞くけど変な物とかないよね?」
希が珍しく標準語で聞いてくる。よっぽど怖いんだろう。
「心配すんな。昨日キレイにしといたから」
「もう掃除したん?」
「当たり前だ。いくら仲間とはいっても手伝ってくれるのが女子なんだぞ。虫とかいたら嫌だろうが」
(あぁ、穂乃果は良い旦那さんを持ったわね。)
(イケメンや……)
なんだろう?なぜかあの二人が遠くなっていくような……
「というか、朝飯まだだったな。作るか?」
「いや、それは私たちがやるから良いわよ。刹那は休んでて」
「刹那君、ウチのおっぱい枕使う?」
「誰が使うかぁぁあああああ!」
希が魅力的な提案をしてくる。使いたいのは山々だよ?けど、俺は修行をしないといけないんだ?
「じゃあ、まず朝イチの修行してくる。朝飯の用意は任せた」
「いってらっしゃい」
「刹那君、あまり無理したらいかんよ?」
「心配すんな、俺は倒れたりしねえよ」
一気に飛んで夜9時……
俺は両方から二人の発育しすぎ
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