ゲームのry
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ァミリア
1 ミーシャ・ツァイベル
2 アルマ・トーニ
3 団長さん
4 リュー・リオン
「じゃあ、始めましょうか」
―――ここからは大将戦まで、ダイジェストでお送りいたします。
「うぁあああ!ごめんなさいっ!」
「やったわ!リュー!」
勝者、ミーシャ。
「これって結構緊張しますね」
「ご、ごめんなさい…」
勝者、ケビン。
「わはははっ!―――負けたわい」
「よぉし!」
勝者、団長さん。
て言うかこれ、よく考えたら引き分けって可能性もあるわけだよね?
なんで気づかなかったんだろ?
「これで私が勝てば、貴殿方に命令できるわけですね」
「いやまあ、勝てばね…」
引き分けの場合どうしよう?
あえて別のゲームで蹴りを着けようかな?
「万が一私が負けた場合、引き分けとなってしまうのは分かるでしょう。
そうなってしまった場合、長引いてしまうのも否めない。
ですから、この闘いで勝った方が、命令できると言うのはどうでしょうか?」
「えーっと、まぁそれでいいなら良いんだけどね?」
ホントに良いの?それで。
「良いだろう。このまま流れるのも忍びない。頑張れよリュー」
いや、流さないし。
「ところで、貴方のレベルは幾つでしょうか?」
「へ?1だけど」
「そうですか。なら覚悟しておくことだ。
レベル1がレベル4に勝てないことを教えてやる」
いや、このゲーム、レベル関係ないし。
「まずは、ここへっ」
”カシャッ”と音を起ててナイフを差し込むリュー・リオンさん。
何か気迫込めすぎて怖いんだけど。
「じゃあ俺はここで」
これまた”カシャッ”と差し込まれる。
何の躊躇いもなく差し込む様に、リューは戦慄する。
「貴方は、負けるのが怖くないのです、かっ!」
”カシャッ”
「勝敗に拘らず、ゲームは楽しむものです、よっ!」
”カシャッ”
「負けたらそこで終わりなんです、よっ!」
”カシャッ”
「楽しむと言う過程が大事なんです、よっ!」
”カシャッ”
”カシャッ”
”カシャッ”
”カシャッ”
”カシャッ”
何かと言い合いながら次々に差し込んでいく。
「この二人、本当は仲が良いのでは…?」
「うむ、接戦だな…」
「こんなに続くんですね…」
「リュー…本気すぎるよ」
「アイツがここまで感情を出すなど…」
「うぅ…凄いですぅ」
何故かもう勝負そっちのけである。
”カシャッ”
「こ、これは…!」
「あと、2つ…」
そう。刺して刺して刺しまくった結果、残り2つになると言う結果を成し遂げてしまったのだ。
こうなってしまえば、先に差し込む権限がリューさん
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