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とある科学の傀儡師(エクスマキナ)
第9話 感知
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いのか?

サソリにしてみれば、盛大に戦ってくれれば見極めやすく、労力も最小限に抑えられる。
トン
今まで一階で響いていた足音は、急に二階へと移動した。
「ん?二階に行ったか……もう一人はゆっくりと移動してんな」
少し立ち留まって、目線だけを動かして位置を特定する。

白井か、時空間忍術が使えるから大丈夫だと思うが……なんか逃げ回っているみたいだな
あ!そうだ白井を人傀儡にすりゃー、時空間忍術が使えるようになるのか
一度試してみたかった術だ
口から針を飛ばして、二股の髪はムチのように振り回せるようにして……背が小さいから偵察用にも改良できるな。
少し上機嫌になったサソリは壁伝いに階段を探す。

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