Aパート
LIVE11 合宿?
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ますよと言わんばかりの柵の低さ。それに……」
「それに?」
「絵里や希のあの豊満なアレ!アレに惹かれない奴は人間ではない!アレが目の前にあるのにアレを見るチャンスを逃してどうする?しかも、俺達の視覚にはアレを隠す障害がないんだ?」
「で、でもやったらまずいんじゃ……」
「おい白夜、今更良い子ぶってんじゃねえよ。お前も男だろ?止めたいならやめても良い。だが、その前に自分の本能に聞いてみるんだ。ことりの何も障害がないアレを拝めるんだぞ。見たくはないか?」
「……た……よ」
「「はっきりと言え!」」
「物凄く見たいよ?」
「よく言った!それでこそ男だ?」
「そうと決まったなら行くぞ?桃源郷に?」
俺達は勢い良く風呂場のドアをガラッっと開ける。すると、そこにはまきびしが撒いてあった。これを仕掛けたのは姉ちゃんだな……
「やはり一筋縄ではいかないか……!」
「獅子神、こんなものに恐れるな!恐れていたらこの先にある聖域に踏み込めないぞ?」
「僕、やっぱりやめよ「思い出せ!アイツのアレを!」まきびしなんて恐くないまきびしなんて恐くない」
案外、白夜は簡単に操ることが出来る。
「行くぞ、桃源郷に?」
「「おう!」」
俺達は即座に湯船に入り、竹の柵の僅かな間を見て覗きの下見をする。すると、なにか肌色の物が見えた。俺はある一定の答えに辿り着いてしまった。そんなはずはないと違う方から覗いて見る。まぁ、目の前には僅かだがあっちの露天風呂が見えた。ここは正常だった。もう一度さっきの場所から見てみよう。うん、肌色の物が見える。これは、
「逆風呂覗き?」
だが、俺達が気づいてからは遅かった。柵の上からは穂乃果特有のアホ毛が見えた。そして、眼が……
「ヤッホー」
「ヤッホーじゃねえよ?俺達の仕事を取るなよ?」
風呂場でなにかとあって30分後……
俺は皆が寝たのを見計らって海の波の音を後ろに砂浜で寝そべっていた。あの時と同じ月をみながら……
「刹那、寝ないの?」
「寝れねえんだよ」
「お姉ちゃんが抱っこして寝かせてあげようか?」
「それは勘弁してくれ……」
姉ちゃんとたわいもない話をして少しの間、沈黙が訪れた。
「刹那、あの時もこんな月だったね」
「あぁ」
「お父さんとお母さん、あっちで元気に暮らしてるかな?」
「どうだろうな……なぁ、姉ちゃん」
「何?」
「俺さ、この赤い月見るといつもなにかよからぬ事が起きるんだよ……」
「私の怨刀事件とか?」
「たしかにあの時もだったな……」
「まぁ、そこら辺は大丈夫じゃない?もし、なにか起きたら……」
「起きたら?」
「刹那がどうにかしてくれるんでしょ?」
「できたらな」
俺は姉ちゃんの思い込みに笑って返した。俺がどうにかする、か……まるで母さんみたいな事を言
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