Aパート
LIVE11 合宿?
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姉ちゃんに乗せられて西木野家所有の別荘へと向かった。
「ここが真姫ちゃん家の別荘……」
「「「でかい……」」」
「そう?これくらい普通じゃない?」
あぁ、やっぱり金持ちの言うことは違うな。
「さ、中に入りましょ。」
真姫に催促され皆が中に入っていく。にこは何故か不満げな表情で入っていったけど。俺は一番最後に家(?)に入る。何と言うことでしょう、足を踏み入れた瞬間、目の前にはホテルのロビーのような大きな空間を有意義に使ったお部屋が。そして、寝室には誰でもくっついて寝れるトリプルベッドが。やべえ、圧倒的な世界観の違いに殺される。
「刹那、皆が下に集まってるから行くぞ。」
「あ、あぁ。」
「刹那も圧倒されてたんだね。」
そりゃそうだ。こんな別荘を持ってるんだからな。
俺達が下に行くと皆が海未の練習メニューを見て眉間にシワを寄せていた。なになに?遠泳10kmにランニング10kmに歌とダンスの練習?後者の歌とダンスは分かる。けど、
「海未、μ’sの目標は?」
「ラブライブ出場ですが、何か?」
「このメニューの前者2つはもうトライアスロンの練習だろ。」
「何を言ってるのです!トライアスロンはもっと厳しいはずです!」
いや、俺が言いたいことはそういうことじゃないんだが……
「う、海未。それじゃあ、皆が倒れるんじゃないかしら?」
「最近は体力の基礎練習が怠っていましたから。それに熱いハートがあれば大丈夫です?」
ダメだ、やる気が痛い方向に向いている。
「凛ちゃん、頼んだよ。」
穂乃果が凛に小声で何かを伝えると凛は「分かった」と返事をして海未の手を掴んで「海未ちゃん、あっち!」と言って海未を騙した。海未って意外と騙されやすいのか?
「今のうちに、レッツゴー!」
「穂乃果、待ってください!」
惜しくも海未の声は届かず穂乃果達は海に行ってしまった。
「今日くらいはいいんじゃねえのか?その代わり明日は地獄ということで。」
「そうですね……これ以上言っても聞きませんから。」
ごもっともだな。あの穂乃果達が聞く耳を持つはずがないからな。
「じゃあ、行きましょ?」
絵里の声と共に俺達は海へと走り出した。
「獅子神、なんか癒されるな。」
「奇遇だな。俺もそう思っていた。」
「刹那、隼人、それじゃ変態みたいだよ……」
変態で何が悪い。そもそも変態はエロ?だけに限定されるわけではない。この世にエロがあったからこそ俺達は生まれているんだ。俺はエロを尊敬するべきだと思うぞ。
『刹那!スイカ割りやろ?』
「スイカ割り?別に良いけど。」
というわけで、
『刹那、右斜め前に365度で2m進んで。』
穂乃果の声に従って進む。というか実質、5度じゃねえか。
『ほんとは逆かもしれへんよ。』
希の指示を聞いて
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