第三話〜新しき出会い〜
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長くはもたなくなってきている。)
空中・撤退ルートの近く
ライたちがもう少しで合流できる時に、白いバリアジャケットを纏い白と黄色を基調としたデバイスを持った女性が空に姿を見せた。彼女は辺りを見下ろし、ルーテシアの魔力を感じると口を開いた。
???「見つけた!レイジングハート間に合う?」
レイジングハート「あなたならできます。」
???「それじゃあ行くよ!!」
そう言うと彼女はデバイスを構え、魔力を収束していく。桜色の魔力がデバイスの先に集まり大きな塊になっていく。そして…
???「ディバイ〜〜〜ンバスターーー!!!」
その塊は1つの線となって放たれた。
撤退ルート上
白い魔導師が収束砲を打ち出す少し前。ライは背筋に寒気を覚えた。そして辺りを見回すと視界の端に桜色の光の塊が見えた。
ライ「!」
(あれは! だめだ、まだ誰も気づいてない!)
それを見た瞬間にライは思考し、行動を開始した。
ライ「アギト!二人を陣から出すな!!」
ライはルーテシアとゼストの間にいるアギトに指示を出した。
アギト「え!」
いきなり声をかけられ困惑するアギト。ゼストはライの声は聞こえていたのだろうが、俯いていてあまり反応を示さない。ルーテシアは魔法の発動に集中していて反応すら示さない。
その時点でライは間に合わないと思ったが、作戦の前のことを思い出しアギトに言葉を発した。
ライ「信じたぞ!」
アギト「!…分かった!」
ライの言葉を聞き、アギトはゼストとルーテシアの服を掴んだ。その時に状況を把握できたのかゼストは驚いた顔をしていた。
ライ「ゼストさん、ルー!!先に行って!!」
ゼスト・ルーテシア「!」
ライの言葉に二人は驚いていたが、二人に声をかけた瞬間にライは駆け出していた。
ライ「間に合えー!」
ライは桜色の魔力が線に変わる瞬間に射線上に立ちふさがった。
ライが最後に認識できたのは、三人が転移する瞬間と辺りに響いた轟音だけであった。
空中
???「逃げられちゃった?」
砲撃の姿勢を解いて、疑問の言葉を口にする白い魔導師。
レイジングハート「いいえ。一人が盾になっていたので、その人物だけ残っています。」
???「その盾になった人は?」
レイジングハート「気絶しているようです。」
???「なら回収しに行こうか。一応、医療班に連絡。非殺傷設定でもそれなりにケガしてるかもしれないから。」
レイジングハート「了解」
そして彼女、管理局のエース・オブ・エースである高町なのははライが倒れている方へ飛んで行くのだった。
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