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勇者(元)の学園生活
プロローグ
どこにでもいる高校生ですが何か?
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やー、よかった。では、ゴッホン!必ずや魔王を倒して見せましょう」

テンションが一周して深夜テンション状態を超え本人にも何を言っているのか理解できないレベルである。
また新たなる黒歴史が誕生した瞬間でもあった。



それからの過ごした日々はまさに怒濤のようであった、メンタルが弱くけんかしたこともない俺は初めはつらかったがそんなものが軽く吹っ飛ぶ事がいくつもあったので勝手にメンタルや力も鍛えられた。

例えば、間に入ってきたクリスタ姫の行動が限りなく計算されたあざとい演技であったり、姫様が行動派で一緒に冒険に付いてきたり、戦う事が嫌いな戦士が仲間になったり、700歳の中身がお()あちゃんの魔法使エルフが仲間になったり、回復役なのに無駄に優しくもなくツンデレな聖女が仲間なったり、聖剣を見つけたり、天空に浮かぶ島に行ったり、カジノの町で人生賭けた人生ゲームをやったり、聖剣が(俺の)力に耐えきれず折れたり、助けた女性はみんな既婚者だったり、島ぶった斬ったり、仲間の悩みを解決したり、掟を色々ぶっ壊したり、聖剣の変わりとなる剣を手に入れたり、喜び、楽しみ、悔しさ、悲しさを感じながら共に過ごし、魔王をあっさり倒すことができた。

だが俺はゆっくり平和を感じる事ができなかった。
強すぎた俺の力が各国の火種になりかけたからだ。

だから俺は、仲間の女性メンバーの気持ちに気付きながらもただ1人の家族である黒歌がいる元の世界に帰ることを決め、王様に頼み仲間や周りの人達に気づかれないようにそっと帰った。
さまざまな重要な立場であった彼女達には強大な力を持つ俺は問題の種になってしまうからだ。それに彼女達に会ってしまうともう我慢することができなくなるからであった。

元の世界のコンクリートの地面に立ちながら

帰って来たと考えたがすぐに、耐えきれずに地面に膝を付きながら顔をくしゃくしゃにして大泣きした。雲ひとつない晴れた天気の下で止む事を知らない雨のようにいっぱい泣いた。























まぁ、行こうお思えば行けるけど。

それから、すっきりしたように心を切り替え家へと帰った。切り替えの早さは冒険で得た物だった。


帰ってきた場所は魔法陣が発生場所で急いで家に帰ると黒歌を抱きしめ、また泣いた。恐ろしい冒険の中で黒歌は心の支えであったからだ。

それから色々あった。
俺の勇者(バグ)の力は引き継がれていて、剣や魔法カバンを持っていたり。黒歌からただの猫ではない気を感じられたりしたが、黙っておくことにしたり、まだ3時間しかたっていなかったり、入学式は当然遅刻で怒られ目立ったり、新しいクラスには人間ではない人達が一緒だったりと大変であった。

まった
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