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恋姫†袁紹♂伝
第36話
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して来ました!!」

「あれは―――」






「―――衝車!?」

「知っているのか雷電(桂花)!」

「?……門を破壊することを目的とした攻城兵器です!」

 曹操軍の騎馬に引っ張られたソレは、華雄軍の斉射も虚しく水関の門前まで到達した。
 そして――容赦なく取り付けられている巨大な杭で門に衝撃を与える。

 それを見て、曹操軍を除く軍勢が目を見開いた。
 衝撃に驚いたわけではない、なんとその衝車は――無人で動いていたのだ。

「連合も董卓軍も見て驚け! これがウチ渾身のカラクリ自動衝車『ぶちやぶる君二号』や!!」







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