暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第66話 大型転送装置
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出来ます。ゼロさんはゼロナックル、ルインさんはFXアーマー、エックス…さんはロッド系の武器で引っ張ることが出来ます』

「了解した。」

「ロッド系か…今まで回収した武器でそんなのあったかな…?」

「とにかく行ってみようよ!私は下の方に行くから」

「なら、俺は左だ」

「じゃあ、僕は右だね」

三人がそれぞれ向かう場所のシャッターを抉じ開けて、通路を進む。

ゼロが進んだ左のエリアは、メカニロイドと煮えたぎるマグマがある場所であった。

道を阻むメカニロイドをZセイバーとバスターショットで破壊し、マグマに落ちないように進み、奥のシャッターを抉じ開けるとスイッチのある部屋に出た。

ゼロは光学迷彩で隠れていたメカニロイドの攻撃をかわしながら、ゼロナックルでスイッチを引っ張った。

「どうだ?」

『確認しました。スイッチは残り三個あります。全ての通路のスイッチを引っ張って下さい』

「一度、元の場所に戻るか…」

ゼロは部屋を後にして、元の場所に戻る。

一方のエックスは水場のあるエリアを突き進んでいた。

途中で蛙型のメカニロイドからチップを入手してXバスターに組み込み、そのままシャッターを抉じ開けて中に入るとスイッチがあった。

「タングロッド!!」

蛙の舌のようなロッドがスイッチの取っ手に絡みつき、勢い良く引っ張ると、スイッチが引き上げられた。

『二個目のスイッチを確認しました。残りのスイッチは二個です』

「よし、急いで戻らなくては」

スイッチを引っ張り終えたエックスも元の場所に戻るのであった。

そして下のエリアに向かったルインはFXアーマーに換装して爆弾型のメカニロイドにショットを放ちながら、床のブロックを破壊していた。

「シャッター発見!!」

ブロックを破壊し、シャッターのある場所を発見したルインはそこに飛び込むと、そこにはメカニロイドに守られたスイッチがある。

光学迷彩で隠れているメカニロイドが攻撃してくるが、ルインは構わずスイッチの取ってを掴んで引っ張った。

『三つ目のスイッチを確認。残るスイッチは一個です』

「上の階か、なら私が行くよ!」

HXアーマーに換装してエアダッシュで一気に飛翔すると、中心部に戻る。

「ルイン!?」

「私が最後のスイッチを引っ張るからエックス達はそこにいて!!」

驚くエックス達に構わず、上のシャッターを抉じ開けてスイッチのある部屋に向かう。

途中でバリアントが妨害して来るが、ダブルセイバーで斬り捨てながら上へ目指し、そして上のシャッター抉じ開けて、中の部屋に入るとメカニロイドが攻撃を仕掛けてくる。

「これで最後のスイッチ!!」

ルインがFXアーマーに換装
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