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戦国異伝
第二百四十五話 夜においてその五
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収まらずに」
 信濃を手に入れんとしていた、それがというのだ。
「それが許せなかったのです」
「それだけにですな」
「無論越後を守るという意味もありましたが」
 信濃から来る、そうも思ってだったというのだ。
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