第十二幕その十一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
ペコタイガーでした。
「お互いにね」
「いえ、それは止めておきましょう」
そのお誘いは笑顔で断った恵梨香でした。
「お互いに満足いくまでってことで」
「あっ、そうするんだ」
「だって貴方と私じゃ食べる量が全然違うから」
「そうだね、僕の方がずっと大きいからね」
「止めておきましょう」
「それがいいね」
「それではね」
あらためて言う恵梨香でした。
「皆それぞれ満足するまでね」
「最高のカレーを食べようね」
「皆お腹一杯になるまで食べましょう」
トロットもこう言います。
「最高のカレーを最高の気持ちの中でね」
「うん、そうしよう」
皆トロットのその言葉に笑顔で頷きました、そのうえでそれぞれ最高のカレーを楽しむのでした。楽しい夜の宴でした。
新オズの腹ペコタイガー 完
2015・11・12
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ