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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生 【リメイク】
原作編
二回戦前 後編 練習と視察
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勝って!悲願の三回戦進出だ!」
張り切ってるけど、大丈夫かな?
「亜依!ちょっと休憩しようよ〜」
朝からずっとこれじゃ体力持たないよ〜。
私達は前回の練習試合のときに、装填速度が遅くなったっていたので練習をしているのですが、亜依が思った以上にスパルタで、さすがに私でも倒れそうです。
そもそも、こんなに練習したのは転校以前だから、鈍っても仕方がないよね!
「絵里。まだまだこんなんじゃダメだよ」
装填手の亜依が疲れないのに私が疲れるのはおかしいかもしれないけど、もう二時間ぶっ通しなんだよ〜。
亜依も汗が凄いのによく頑張れるよね。
車内は私たちの汗ですごい臭いだよ!
「絵里。そんなのでプラウダに挑んで、負けたらどうするの?」
プラウダには負ける気はないけど、私たちが頑張ったところで、他のみんなが頑張ってくれないと意味がないよ〜。
それに、プラウダだってわざわざフラッグ車でもない私たちを追いかけるなんて馬鹿な真似はしないと思うけどね。
それに私だって、
「誰があんなちっこいのに負けるもんですか!」
あんな、人を見下してくる人に負けるもんですか!
でも、カチューシャ先輩を嫌っているわけではないですよ。
ただ苦手なだけですから。
あっ、そうだ!
「亜依!明日は試合を見に行こうよ」
私の記憶が正しければ明日は大洗女子学園とアンツィオ高校の試合のはず。
プラウダには負けないとか言う前に、アンツィオに負けられても困る。
と言うわけで、私も少しは応援しようかなと言うことです。
応援と言ってただ見ているだけだと思う。
「それくらいならいいけど。でもその代わりに今日はみっちり練習するから」
うん!わかってたよ。でも思いっきり言いたい!
「やっぱり亜依はスパルタだ!! 」
結局、丸1日練習に時間を掛けました!
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