Aパート
LIVE10 メイド喫茶へようこそ!
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正しい。
「そうよ。それにやらなきゃいけない事があるわ。」
にこにそう言われて全員が首を傾げる。
なんと、にこに連れてこられたのはアキバのど真ん中だった。しかも、全員の変装付きで。
「にこ先輩、これ暑いんですけど。」
穂乃果が言う。
「我慢しなさい。有名になればなるほどこういうのは大事になってくるんだから。」
「でも、これじゃ逆に怪しまれるわよ。」
絵里が言う。これでにこvsその他が完成してしまった。
「見てみて?たくさんのアイドルグッズがあるよ?」
キャラが変わってしまった花陽が凛と共に変装を脱ぎ捨て目の前のアイドルグッズ専門店に行く。その声と共に皆も変装を脱ぎ捨て、店内に入って行った。
「見てみて?これ、かよちんに似てるにゃ。」
凛がさっきから持って頬を擦り付けているのは花陽の画像が印刷された缶バッジだった。
「おい、それ、本物の花陽だろ。」
「「「えっ、えええええええええ?」」」
μ’s全員が口を揃えて驚く。気づいて無かったんかい。
「じゃあ、これは海未ちゃん?」
「これは穂乃果でしょうか?」
「へー、私たちのグッズが売られているのね。」
「ちょっと、私にも見せなさいよ?」
チビのにこ先輩が嘆いた。にこ先輩を他所にグッズを見てみると殆どの商品が売れていた。意外だ……希や絵里先輩はともかく貧乳の凛やにこ先輩のも売れているなんて……あぁ、あれか?『真のエロは巨乳だけにあらず』ってやつか?
「あれ?これって……」
なにやら穂乃果があるものを見つけたらしい。お、これは……
『あの、ここに私の生写真があるって聞いたんですけど……あれは回収してください!あれは見せちゃダメなんです!』
お、噂をすれば何とやら。当の本人がやって来たみたいだ。
「こ、ことりちゃん?」
なぜかメイド服を着たことりが店の前に居た。穂乃果の声にビクッと反応しながらこちらを向いてきて、
「コトリ?ホワッツ?ドーナタデースカ?」
「ことりちゃんだよね?」
来たぁああ?知られたくない人からの冷静を纏った強烈なカウンター?
「チガイマース!ソレデワ、ゴキゲンヨォーヨキニハカラエミナノシュー……サラバッ」
「ま、待ってー?」
「外人さんだったのかにゃ……」
「違うに決まってんだろ。」
俺も追いかけようとしたが凛への突っ込みをしてしまったせいで見失ってしまった。穂乃果と海未がことりを追い続けて10分後、なぜか希から『ことりちゃん確保』というメールが届いた。
「「「メイド喫茶でバイト?」」」
「うん……」
「でも、何で?」
「私は海未ちゃんみたいに作詞出来ないし、絵里先輩みたいにダンス出来ないし……だから、自分を変えたくて……」
「けど、衣装作ってるじゃない。」
「ううん、それだけじゃダメなの……」
「というか、そこの
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