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竜のもうひとつの瞳
第五十五話
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に今回は一人で行かせるわけには参りません。
このまま本当に出奔されても困りますので」

 ……ってことは何か? 今夜辺り出て行くんじゃないかって予測済みだったわけ? 多分止められないってのも予測してて。
つか信用ねぇな、私。……何か腹立つから戻って来たら尻叩き三百回やってやる。

 門の前には既にお供が待機していて、いつでも出発出来る準備を整えていた。
この手回しの良さにも腹が立つ。尻叩き四百回だな。うん。

 というわけで、小十郎が選出したお供四人を連れて、伊達屋敷を後にする。

 さて、これからどうしようかしら。
さっさと飛び出さなきゃと思って出てきたけど、具体的な手がかりも何にも無いしなぁ……。
とりあえず、本能寺を目指して馬を走らせてみるか。

 目的地を本能寺に定め、私は馬を走らせて奥州を飛び出した。
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