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竜のもうひとつの瞳
第五十四話
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ちょっと嬉しかった?
うーん、かすがはツンデレ属性か?

 「良かったねぇ、小十郎。あんな若い子に羽織綺麗にしてもらえて」

 ニヤニヤ笑ってそんなことを言ったら、小十郎にしっかり怒られました。

 これでも肩が痛いんだから少しは加減してよ。そう思ったけど、まぁ……この子も説教始まると長いから。姉に似て。

 とりあえず話半分に聞いて、夕ちゃんに後で小十郎が若い女の子の胸見て喜んでたってチクッてやると脅し、
慌てる小十郎を放っておいてとっとと撤収することにした。




 信玄公と戦えないことで興味を失ったのか、軍神が兵を引き上げさせたことでどうにか越後を通過することが出来た。
ここで更に死傷者を増やしてしまったけれど、これも予想の範囲内だ。
……全滅でなかっただけいい、そう思うことにする。

 越後を抜けてようやく奥州へと入ることが出来、小田原攻めの前に拠点を移したという青葉城、通称伊達屋敷へと急ぐ。

 どうにか奥州に戻って来られた。
……これからどうなるのか展開は分かってるけど、小十郎のストーリーが終わるまでは伊達から離れた方が良いかもしれない。

 差し当たって今後どうするか。……伊達屋敷に着くまでに考えておかなくちゃ。
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