第41話 美少女総選挙
[1/11]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
『さあ、皆さんお待たせしました!!急遽!!我が生徒会長水無月楓先輩が企画した聖祥美少女総選挙、開幕します!!』
うおおおおおおおおーーーー!!
男子から大声援が響く。
大きい体育館でやっているこの企画、放課後の自由参加だというのに全生徒の8割は来ている。
『さて今回も司会を担当させて頂くキャンディーは直ぐに噛んでしまう、有栖零治です!!』
『それ言う必要あるのか?』
『こっちは今回のもう一人の司会、ジュースの氷は全部食べちゃう加藤桐谷君です!!』
『だから言う必要ないだろ…………加藤桐谷です。皆さんよろしく』
きゃあああああ!!
『わーい女子から黄色い声援が……………これだからイケメンは。馬に蹴られて地獄に落ちろ』
『それは人の恋路を邪魔したやつだろ。いいから早く始めるぞ』
『そうですね。それでは始めましょう!!』
流石だね二人共。大勢の前でも臆せず普通に話せる。
しかも二人共アドリブでやるって言ってたし、やっぱり二人には是非生徒会をやってほしいな。
これにはやてちゃんを足して、真面目な人を入れれば完璧。
う〜ん、どうやって入りざるおえない状況を作ろうか………………
『それでは企画説明、イケメンで頭脳明晰の桐谷君よろしく』
『………お前根に持ってるだろ?』
『そんなことないさ〜』
『はぁ………今回は12人の女子が登場します。まず、それぞれ説明を零治君がし、各々一言意気込みを言ってもらいます。そしてそのあとが本番。季節は夏なので彼女達には浴衣を着てもらいアピールをお願いします。それを踏まえて投票をお願いします』
うおおおおおお!!
『嬉しいか野郎共!!こんなチャンス滅多にないからしっかり目に焼き付けろ!!』
『女子の人達も是非投票お願いします』
『因みに撮影は禁止だ。怖い生徒会メンバーが監視してるから気を付けろ』
『それでは早速参りましょう。まずはエントリーナンバー1番。アリサ・バニングスさんです!』
ステージ脇から現れるアリサさん。すると………
アリサちゃーん!!
おお、やっぱり人気あるねぇ。
男子の声援が大きい。
『彼女のクラスは2ーA。【燃える女】の異名を持ち、世界を狙える右を持つ彼女。得意技はリバーブローとガゼルパンチ。1番強い技が………すいません、調子に乗りました、俺が悪かったので右手を下げて!!』
今のは零治君が悪い。
アリサさんは零治君に近づいてマイクを奪い、自己紹介を始めた。
『アリサ・バニングスよ。このバカが変なことを言ったけど、普通の女の子と変わらないからコイツの言葉は流してね』
『アリサさん、意気込みを』
『取り敢えず、推薦
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ