第41話 美少女総選挙
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………』
「この変態ー!!」
「女の敵ー!!」
『よーしそこの覆面共、とっとと出て行け。それとお前らにだけは絶対に言われたくない!!』
『投票するんだろ?喧嘩売るな…………』
桐谷に静止され俺も怒りを抑える。
『そうだな…………さっさと終わらせて逃げないと…………』
さっきからステージ脇から感じる殺気が半端ない………
俺、生きて星達に会えるかな?
そんでもって投票。
生徒会メンバーが高速で集計。
その時間わずか30分。
流石生え抜きのメンバー。あの会長は人を見る目があるよな……………
「はぁ〜やっぱりお茶はほうじ茶よね〜」
その会長はこんなんだけど………
『皆さん、お待たせしました!!投票結果を発表します!!』
桐谷も進行にすっかり慣れたな。
現在、ステージ上に横一列で浴衣美女達が並んでいる。
『今回の結果は中々の接戦でした。さあ、誰が優勝でしょうか?』
『では結果発表です!!』
ステージが暗くなりスポットライトが動く。
『それでは優勝は……………』
桐谷がためる……………
『優勝は八神はやてとフェリア・イーグレイ!!』
「えっ!?」
「うそやろ!?」
『アンケートは接戦でしたがこの二人のペアが一番票が多かったです。特に女性票も多く、半分は女性票でした』
『何か二人分って感じがするけど…………でも結果はこのようになりました。それでは二人共一言ずつお願いします』
俺ははやてからマイクを近づけた。
『みんな〜おおきにな〜!!』
『えっと……………か、感謝する………』
『それでは二人にはトロフィーの授与を、会長お願いします』
桐谷がそう言うと会長がステージ脇に行ってトロフィーを取りに行く。
『二人共おめでとう』
『『ありがとうございます』』
『二人に盛大な拍手を!!』
そう言って俺は拍手を始めるとそれにのって会場の皆が拍手をしてくれる。
『これにて美少女総選挙を終了にします!!』
こうして第一回美少女総選挙が終わった…………
「零治君………」
「覚悟は………」
「いいかな………?」
ただいま俺は3人の美女の前に正座しています。魔王様、燃える女、すずか様の…………
今から起きるであろう身の不幸に俺は不安でしょうがない………
「まあいいじゃない。それくらいにしてあげなさいよ」
は!?まさかの会長が俺に助け舟!?
一体どうしたんだよ!?
「それより気になること………ない?」
それを聞いて3人が首をかしげる。
「零治君が誰に投票したか………」
「「「!!!」
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