第41話 美少女総選挙
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お前はどうなんだ?フェイトとデートしたんだろう?」
「まあデートというより子供の面倒の手伝いだな。しかし弟はいいな………エリオって言うんだけど、純情でさ、すごく可愛かった。俺も本当は口うるさくない弟が欲しかったぜ。………っていうか何で知ってるんだ?俺、誰にも話してないんだけど」
「フェリアに聞いた。詳しく言えば星達に聞いたフェリアだけどな」
「アイツら………帰ったら説教だな」
付いてきてやがったな………
「俺から聞いたって言うなよ」
「分かってるよ」
「二人共、準備出来たぞ!!そろそろ再開だ!!」
生徒会の男子生徒に言われ俺達は立ち上がる。
「じゃあ、行くか」
「ああ」
俺たちは再びステージに向かった………
『皆さんお待たせしました!!準備が整いましたので美少女総選挙再開します!!』
『彼女達はどんな浴衣を選んだのでしょうか?…………それでは順に入場です!!』
俺がそう言ったと同時に体育館の明かりが消える。
そして今流行りのヒップホップな曲が流れ、ステージ上の中心がライトアップされる。
しかし凝ってるな………
マジでファッションショーみたいだ。
『先ずはアリサ・バニングスさんの登場です!』
桐谷がそう言うとアリサがゆったりとステージ脇からステージ中心へと歩いていき、中心の明かりに照らされた。
「な、何よ……………」
「い、いや…………」
俺はマイクで喋ることを忘れて見とれてしまった…………
アリサは赤を基本とした浴衣で白い花(恐らく菊?)が綺麗にマッチしている。
「零治、司会司会………」
そうだった!!
『素晴らしく美しい!!流石燃える女、素晴らしいです!!』
『綺麗ですね。これは皆さんにも高評価ではないでしょうか?』
会場はさっきの様子とは別に感じるほど静まっている。
アリサが中心から脇に帰って行く。
ステージ脇に帰ってから………
うおおおおおおおおお!!!
きゃああああああああ!!!
大喝采が湧き上がった…………
「良かった………」
「ううん、アリサちゃん綺麗だったよ」
「うん、零治君も見とれてたもん」
「そ、そうかな………」
すずかとなのはに言われて私も嬉しかった。
前半とは違って盛り上がらなかったから失敗だったのかと心配したけど盛り上がってくれて良かった。
それにしても見とれてくれたんだ………
確かにじっと見られたような気がしたけど…………
「フフ………」
「アリサちゃん?」
「何でもないわよ。それより次はすずかでしょ。準備したほうが良いわよ」
「あっ!?それじゃあ私行くね!!
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