第41話 美少女総選挙
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紹介もとうとう後1人となった。
何かこれが終わったら俺殺される気がするんだけど………
まあ取り敢えず今回のこの企画を終わらせることだな。
『真田さんは会長と同じクラスの3−Cで親友です。会長と同じ雰囲気を持っているので、ものすごく不安を感じますが紹介します。生徒会が調べたところ……………………』
『どうした?』
『………………データが無い………』
『えっと…………これは………』
俺と桐谷が真田先輩に問いかけるように見ると、
『あら、女性のプライバシーをバラすなんて男として駄目よ』
そう言ってニヤリと笑った。妖美な感じで観客から歓声が上がっているが、俺と桐谷は苦笑いしかでなかった…………
((この人絶対会長と同じだ………))
『エ、エントリーナンバー12番、菊地カナタさんです』
『みんなー初めまして、1ーBの菊池カナタでーす!!』
「「「「「カナタちゃーん!!」」」」」
『みんなーありがと〜!!』
大きく手を振り歓声に答える菊池。
なんでも有名なアイドルだとか。
興味無いから知らないけど。
『現役アイドルユニット、CUVEのメインボーカルをしている彼女。今回の本命と言っても過言じゃないです』
『普通だな………』
『いや、資料にはこれしか書いてないし、俺は興味なかったから。それに余計な事を言うなって会長にも言われてんだ』
『ちょっと、失礼過ぎない!?』
『そんなの今更だ。はいこれで全員だよな』
『だから勝手に終わらせるなって!!』
『そうよ!もっと私を紹介しなさいよ!!』
『残念!尺が無い。はやて!その子つまみ出してくれ』
『了解や!』
ステージ脇からはやてがやって来て無理やり菊地を連れて行く。
『ちょっと、やめなさいよ!!』
『文句なら零治君に後で言ってや』
そう言ってステージ脇に消えて行った。
『…………今更だけど本当にやりたい放題だったな』
『まあいいじゃん。それじゃあ、ここで特別参加の紹介に行きたいと思います』
『今回この企画の発案者であり、生徒のトップ、水無月楓さんです!』
『会長カモ〜ン!!』
俺の掛け声で生徒会メンバーに引っ張られながら現れる会長。
おお、睨んでる睨んでる………
『………どういうことかな二人共?』
『日頃のしかえs………お礼です』
『思いっきり仕返しって言おうとしてたよね』
『いやいや、会長にはお世話になってばかりで俺は本当に………』
『桐谷君はどうなの?』
『零治が勝手に計画して俺と生徒会メンバーはそれに仕方なく協力してるだけです』
ちょ!?
よく見るとステージ脇にいる生徒会メンバーも
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