第41話 美少女総選挙
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」」
「そういえば零治君は誰に投票したんや?」
「私も気になる」
「ちなみに桐谷君は?」
「俺はすずかに。一番似合ってると思ったからな」
「あ、ありがとう………」
真っ直ぐ言われて照れるすずか。
よし、このままどさくさに紛れて…………
「零治君、何処に行くのかな?」
会長が逃げようとした俺を見つけやがった。
「ちくしょう、捕まってたまるか!!」
「あっ零治君が逃げた!!」
「逃がさないわよ!!」
直ぐに反応したなのはとアリサが追ってくる。
「絶対捕まってたまるか!!」
絶対言いたくない!!
「あ〜あ、逃げちゃった………」
「それで桐谷君、零治君は誰にいれたの?」
残ったメンバーで零治の話を始める。
「いや、流石に…………」
「言ったらオシオキ無しにしてあげる」
「アリサにだよ。いつもと違うギャップに凄く驚いたらしい」
「へぇ………」
「でも確かにアリサちゃん綺麗だったよ」
「というか簡単に親友を売りすぎなんちゃう?」
「命とは代えられん、親友なら許してくれるさ」
「何気に酷いな桐谷…………」
「それより加奈、さっきから何落ち込んでんだ?」
みんなと少し離れた場所で座っていた加奈。
「ほおっておいて………今、どうやって鈍感兄にお仕置きするか考えているんだから」
「そ、そうか…………」
異様な雰囲気の加奈に桐谷はそれ以上何も言えなくなった。
ただ分かってることは………
「零治、ドンマイ………」
「ぎゃああああああああ!!」
そう呟くと同時に零治の絶叫が聞こえる。
桐谷は零治の無事を祈り、お祈りをしたのだった………
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