暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第41話 美少女総選挙
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『さあ、皆さんお待たせしました!!急遽!!我が生徒会長水無月楓先輩が企画した聖祥美少女総選挙、開幕します!!』

うおおおおおおおおーーーー!!
男子から大声援が響く。
大きい体育館でやっているこの企画、放課後の自由参加だというのに全生徒の8割は来ている。

『さて今回も司会を担当させて頂くキャンディーは直ぐに噛んでしまう、有栖零治です!!』

『それ言う必要あるのか?』

『こっちは今回のもう一人の司会、ジュースの氷は全部食べちゃう加藤桐谷君です!!』

『だから言う必要ないだろ…………加藤桐谷です。皆さんよろしく』

きゃあああああ!!

『わーい女子から黄色い声援が……………これだからイケメンは。馬に蹴られて地獄に落ちろ』

『それは人の恋路を邪魔したやつだろ。いいから早く始めるぞ』

『そうですね。それでは始めましょう!!』








流石だね二人共。大勢の前でも臆せず普通に話せる。
しかも二人共アドリブでやるって言ってたし、やっぱり二人には是非生徒会をやってほしいな。
これにはやてちゃんを足して、真面目な人を入れれば完璧。

う〜ん、どうやって入りざるおえない状況を作ろうか………………

『それでは企画説明、イケメンで頭脳明晰の桐谷君よろしく』

『………お前根に持ってるだろ?』

『そんなことないさ〜』

『はぁ………今回は12人の女子が登場します。まず、それぞれ説明を零治君がし、各々一言意気込みを言ってもらいます。そしてそのあとが本番。季節は夏なので彼女達には浴衣を着てもらいアピールをお願いします。それを踏まえて投票をお願いします』

うおおおおおお!!

『嬉しいか野郎共!!こんなチャンス滅多にないからしっかり目に焼き付けろ!!』

『女子の人達も是非投票お願いします』

『因みに撮影は禁止だ。怖い生徒会メンバーが監視してるから気を付けろ』

『それでは早速参りましょう。まずはエントリーナンバー1番。アリサ・バニングスさんです!』

ステージ脇から現れるアリサさん。すると………
アリサちゃーん!!

おお、やっぱり人気あるねぇ。
男子の声援が大きい。

『彼女のクラスは2ーA。【燃える女】の異名を持ち、世界を狙える右を持つ彼女。得意技はリバーブローとガゼルパンチ。1番強い技が………すいません、調子に乗りました、俺が悪かったので右手を下げて!!』

今のは零治君が悪い。
アリサさんは零治君に近づいてマイクを奪い、自己紹介を始めた。

『アリサ・バニングスよ。このバカが変なことを言ったけど、普通の女の子と変わらないからコイツの言葉は流してね』

『アリサさん、意気込みを』

『取り敢えず、推薦
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